【財団の活動】リコー親子自然教室
普及交流7月21日、22日はオフィシャルスポンサーであるリコーグループのご家族を招いて「リコー親子自然教室」が行われました。
普段、自然に触れ合う時間が少ない、自然どころか、親子で過ごす時間も少ない(ご家族のなかには、子供と会える時間が朝と夕方の1時間くらいしかないというご家族もいらっしゃいました。)ご家族に1泊2日と短い時間でしたが、親子で過ごせる時間を大切にしながら、存分に自然を感じていただきました。
初日、
朝から早速、大自然の洗礼を受けました。
前日の大雨の影響で電車が運休しているとの情報が・・・
急遽別の交通手段を用意して事なきを得ましたが、お迎えする準備を万端にしていても自然には勝てませんね。
こうして雨の中、「リコー親子自然教室」が始まりました。
お昼の時間にアファンの森に到着なので気持ちの良い森でお弁当を食べていただこうとしていたのですが、雨の為断念。予定を変更し、昼食をアファンセンターでとり、天気が回復するまで、センターで生きもののお話。
話の中心は、男の子に大人気のカブトムシ。カブトムシの餌は何?その餌はどうやって食べているの?そうするとすみかは?と話は進みどんなところにいててどんなところを探せばいいのか、何となくわかってきます。
はたして見つける事は出来るのか?
子供たちは今しがた聞いた生きものを見つけに、そして、大人たちは雨の森の散策へとそれぞれ分かれて森へ。
カラフルなレインコートに身に包み森を進んで行きます。
←新たな森の住人?
雨の為カブトムシのような陸上の生きもの姿はあまり見られませんが、水中の生きものは元気です。
水路をガサガサして捕れた生きものを観察します。
予想を上回る姿にびっくりします。
そんな生きものの見方もあります。機会があれば是非観察してみてください。
生きものを観察したり、森を散策した後は、森を体で感じてもらおうと子供大人もブランコなどで森遊び。
そして夜はナイトハイクです。
この日の夜は月が雲に隠れて、すぐ隣にいる人の姿も見えなくなる程の暗さ。本当に暗いってこういう事かと感じたり、日々の生活がいかに光にあふれているか気づいたり。
目が見えない分他の感覚が研ぎ澄まされます。足の裏の感覚、音、匂い、視覚以外の感覚を使って恐る恐る足を進めて行きます。
すると、ホタルがふわりと現れて目の前を横切ったり、誰かの肩にとまったり、そんな夜を過ごしました。
2日目は雨もやんで天気は回復傾向。
朝の早朝ハイクから始まり、森では親子で宝物探し。
それぞれの家族ごとに森を歩き自分にとっての宝物を探してもらい、それをニコルを交えて皆さんの前で発表です。どんな宝物を見つけてきたのでしょうか。
形あるもの、形ないものそれぞれの宝物はどれも素晴らしいものでした。
アファンの森で過ごした時間はご家族にとってかけがえのない時間になったはずです。
(黒姫事務局 大澤)
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