【財団の活動】野鳥観察と保全作業 5月会員見学会

普及交流

5月11日(土)

今年度2回目の会員見学会を実施しました。

見学会の内容はアファンの森の野鳥観察と保全活動体験。

27年整備を続けて豊かになった森にはどんな鳥がいるのか?

そして、その整備とはどんなことをしているのか?

天候はあいにくの雨となり鳥を見るにも作業をするにも条件は良くありませんでしたが、会員の皆様にはアファンの森を見ていただき、そして体験していただきました。

 

130514_birdw1.JPG野鳥観察ではアファンの森の鳥調査していただいている鳥の専門家の中村匡男さんにご案内していただきました。

鳥の写真をアップにしたフリップと冗談を交えた楽しいトークで終始楽しい雰囲気。

双眼鏡をのぞいた先には肉眼では見る事が出来ない鳥の美しさが待っています。

最初は双眼鏡の扱いに手こずっていたものの、次第に「見えた!」と聞える声が多くなっていき、最後には双眼鏡を構える姿も様になっていました。 

 

130514_birdw2.JPG短い時間でしたが野鳥観察の楽しさを味わってもらえたでしょうか。

 

多様性豊かな森にはたくさんの種類の鳥たちもやってきます。決して大きくないアファンの森ですが見られる鳥の種類は多いと思います。天候がよければもっとたくさんの鳥が見えたはず。。。

130514_oohangonsou.JPG保全活動体験はオオハンゴンソウの駆除作業。

昨年ブログでも紹介しましたが、オオハンゴンソウは特定外来生物に指定されている植物で放っておくと一面がオオハンゴンソウに覆われてしまい、在来植物の生育に影響がでてしまいます。根っこが残っているとそこから再生してしまうほど生命力が強い植物ですので丁寧に根っこから抜いてもらいます。

最初はどれがオオハンゴンソウだか分からないようでしたが、見分けに慣れるとあれもこれもそうだと分かり、周りがオオハンゴンソウだらけだと気づきます。

地道に確実に抜き取り作業。地味ですがとても重要な作業です。

130514_hozen1.JPGそしてこれだけの駆除に成功。

 

雨が降る中の野鳥観察と作業でしたが、ご参加いただいた会員の皆様ありがとうございました。

次回は晴れの日に・・・

 

 

 

今回、野鳥観察に使用した双眼鏡はバンガード様からお借りいたしました。

この場を借りてお礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。

協力:バンガード

 

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(黒姫事務局 大澤)

 





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