チャールズ英皇太子・高円宮妃久子さま アファンの森ご来訪(写真追加)
国際交流
本日、チャールズ英国皇太子が高円宮妃久子さまとご一緒に、アファンの森においでになりました。
12:50頃、お車で森の入り口に到着され、ニコルがお出迎えしました。短い挨拶を交わして早速散策です。
まずは入り口すぐの炭焼き窯で松木と対面し、炭焼きについてご紹介しました。その後、ホダ木のナメコやシイタケに目を向けます。皇太子はシイタケを手にとって、香りをかいだりしておられました。
両殿下とも自然環境には造詣が深く、特にチャールズ皇太子の公領農場、ホーム・ファームは英国のオーガニックの流れをリードする存在で、生き物本来のサイクルに寄り添った農法から生まれた作物から作られた製品は「ダッチー・オリジナル」のブランドで日本でも人気です。また、その収益は慈善事業に還元されています。
ティピー裏では、地元の小学6年生と触れ合いました。両殿下とも気さくに話しかけられていました。用水路や国有林の様子を見ながら、ツリークライミングの様子もご紹介させていただきました。
ツリークライミングジャパンのジョン・ギャスライトさんとその家族、地元のツリークライミングのインストラクターと子供たちが登っているシーンをご覧いただきつつ、ニコル、ジョンさんとお話をされていました。
その後、木漏れ日が注ぎ気持ちよい場所を散策されました。3人のお話もずいぶんはずんでいるようでした。
池や水路では、ニコルが中心となって設立された東京環境工科専門学校の先生、学生の実習の様子もご覧いただきました。ヤゴなどの水生生物を興味深くご覧になり、学生にも声を掛けてらっしゃいました。
その後、サウンドシェルターでティータイムです。ツキノワグマやフクロウの雛の写真などにご紹介しながら、駐日英国大使も含めてお話されていました。
ティータイムの後は、皇太子殿下も妃殿下もニコル本人もほっとして緩んだようで、よりにこやかにお話していたように感じました。
1時間半ほどの滞在はあっという間にすぎ、アファンの森財団のスタッフ、地元住民の方に手を振っていただいた後、お車で次の訪問先である「黒姫和漢薬研究所」へと向かわれました。
今回の訪問はセキュリティー上の問題から、公表せずに進めてまいりました。多くの方々にご協力をいただき、無事に今日の名誉な日を迎えられ、終わることが出来たものと考えております。
実際にご協力をいただいた皆様、直接ではなくても間接的にご協力をいただいた皆様、お気持ちを寄せていただいた皆様、そしてアファンの森を支えてくださっている会員の皆様へ、この場をお借りいたしまして改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました
(撮影:南 健二、長野県観光部)