【財団の活動】アファンの森 活動リーダー養成研修
お知らせ5月6、7日、雪が解け、スプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれる春植物や春の山菜でにぎわうアファンの森で活動リーダー養成研修を実施しました。
アファンの森をはじめとする野外での子ども達との活動にリーダーとして参加してもらえる方々を養成する研修です。
今回の参加者は6名、すでにリーダー研修に参加したことがある経験者もおりました。
1日目は養護学校の子どもたちとの活動で講師の補助として、子どもたちの接し方や安全な活動について学んでもらいました。2日目は子どもたちとの活動を意識した個々の野外活動スキルの上達に重きを置きました。
参加者には子ども達と森で過ごすことをイメージしながら、かつ、自分たち自身も楽しみながら活動してもらいました。自分自身が楽しめることが子どもたちを楽しめることにもつながるからです。
リーダーには基本的なアウトドアスキル(火おこし、森の中での遊び方、動植物の知識など)を身につけてもらうことが必要ですが、その技術を子どもたちに伝えるのが役割ではありません。知識と経験を自分の持っている強みとして、活動の中で子ども達に色々な経験をしてもらい、心に留まる気づきを持ち帰ってもらうことが大切です。
問題にぶつかった時、すぐに答えを教えるのではなく、子どもに寄り添い、子ども自身で考え、答えを導き出すためのヒントを与えられる人間。そんな大人になってもらいたいと思っています。
大きな深呼吸に始まり、薪割り、山菜取り、赤土を使った造形、火おこし、野外炊飯、ロープワーク、枝で作る弓矢と多彩で森の豊かさを満喫した研修となりました。
参加者の方には今回学んだことを日常生活にも取り入れながら、今後の活動に活かしていってほしいです。
※この活動はコスモ石油エコカード基金の助成を受けて実施しています。
(事務局 小椋)