【財団の活動】社員の皆様来訪(株式会社 ディー・エヌ・エー)
森の再生7月18日、事業支援を頂いていてGWに新人研修で来訪いただいた株式会社ディー・エヌ・エーの社員有志の方々がいらっしゃり、ヤブ刈り作業と散策などで森を味わって行かれました。
今回は、長野駅からバスでこちらに向かうとのことで渋滞の心配もなかったのですが、朝から雨ふりでした。
バスが到着しても止むことはなく、それでも作業は実施する意向もあったので身支度を整えました。
ティピーの中で作業の意義を説明した後、いつものようにヘルメットとのこぎりを配布し現場へ向かいます。
現場は、これまでもヤブ刈りを進めてきた同じ場所です。
松木の現場での説明(脱線しがちで作業を始めるまでに時間がかかります。それもまた楽しんでいただいている様子ではあるのですが…)の後、さっそくヤブに切り込みます。
作業に慣れてしまえば、みなさん若いのでどんどん進みます。汗をかき始めれば、雨もあまり気にならなくなっている様子。
大物に取り組む人、その隣で地道に刈り残しを片付ける人、なんとなく人のバランスが取れている感じがしました。
途中、絡まったツルを切ってできたブランコにぶら下がってみたり、
変ったものを見つけると松木が解説を始めたり、楽しみながら作業は進みます。
最後には、胸高直径30cmはあろうかという立ち枯れを、交代しながら手ノコで伐採して、終理にしました。
あっという間に時間が経ち、気がつけばずいぶん広い面積が明るくなっていました。
作業前 ⇒ 作業後
雨も上がったので、ティピーの裏で地元のおばちゃんが作ったお弁当(通称おばちゃん弁当)をほおばります。
夏とはいえ、雨や汗でぬれた体は冷えてくるもので、それじゃぁと火を焚くことにしました。
「雨でぬれている時はこうして火をつけるもんなんだ」と松木の実演が始まります。
ナタを使って薪を細く割ったり、火がつくと、今度は薪を割ろうとマサカリが登場したり、と新たな道具が登場すると、皆さん進んで体験されました。
体が温まったところで、松木と散策グループ(主に初参加の方々)とのんびり森のブランコグループに分かれ、帰りまでの時間を過ごしました。
横に伸びている枝を見つけてロープをかけ固定し、棒をくくりつけただけの簡単ブランコ。それでも揺れ方、森へ飛び出す感じなど、ここでしか味わえないブランコなんです。
ブランコグループは大盛り上がりでした。本当に無邪気に子供のように皆さん楽しんでいただいて、リフレッシュしていただけたような気がしました。
終始元気で、何に対しても意欲的にかつ面白がって取り組む姿勢は、お迎えする側としてとてもうれしい時間でした。
森に身を置くこと、作業や森の遊びを楽しむことは、日常の業務の生産性を上げているのではないか、と個人的には感じる一日でした。
(事務局 河西)