暖かくなったとはいえ、まだ雪が残る森を歩いていると水辺から何やら笑い声のような音が聞こえてきました。そっと近づいて耳を澄ませてみると、それはヤマアカガエルの合唱でした。
どうやら森にも春が近づいてきたようです。
何十匹かいるのでしょうか?あるいはもっと多いかも?
人影が近づくと水にもぐったり、鳴くのをやめてしまうので分かりませんが、水辺のいたる場所から聞こえてくるのでかなりの数がいることは確かです。
所々に卵隗も見られます。ヒキガエルのようなひも状のものではなく、丸いひとかたまりの卵隗です。
冬眠から目覚めて無事産卵を終えたヤマアカガエルは、本格的な春が訪れるまで再び眠り(春眠)につきます。。
(黒姫事務局 福地)