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アファンの森は今


3.事務局日記


いつもの年なら一番寒い時期の1月から2月頃に見られる霧氷ですが、
まだ12月だというのに今朝見ることが出来ました。
信濃町の本日の最低気温は気象庁の発表では、なんと-10.3℃です!

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寒いですね~。
カメラを持つ手の冷たいこと・・。

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それにしてもきれいな青空です。

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来週にはまた寒波がやってくるとか。

みなさんも風邪をひかないようにしてくださいね。

【森林整備担当 石井】

良く晴れて冷え込んだ朝の早い時間にセンターの前を通ったら、
何やら屋根におかしな模様があるではないですか??

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おお、これはきれいだ!!

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屋根に霜が降りて、
陽射しが当たりだしたところに木の影があり、
そこだけ融けるのが遅くて、
木の形が残り、
太陽が動いた分影も動いて、
木の形が残ったところに陰影が出来たように見えたようです。

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あっという間に霜が融け、影もずれだして先ほどのような光景は無くなってしまいました。

偶然に見れた、何とも不思議な光景でした。

森林整備担当 石井


寒い日が続きますね。
(こっちだけかな)
今朝の気温は、-13.3℃まで下がりました。
8時の時点でもまだ-8℃しかありません。

天気も良いし、これは霧氷が見られるかもしれません。
霧氷とは、水蒸気や霧が氷点下で冷やされ枝などに凍りついたものなんです。

寒ければ見られるってものでもなくて、
前日天気が悪くて枝に雪が残っていたりしてもダメなんです。
良く晴れた日の夜・・、風が弱くて・・、夜から朝にかけて冷え込んで・・、空気が冷やされる。
地形とかも関係してきます。
冬の信濃町では天気が良い日が続けてあるってのが意外とないんですよ。

森の中でではほとんど霧氷は見れないので、霧の出やすい場所へと行ってみましょう。

この時期はどこを見てもきれいですね。

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霧氷、ありました。

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朝の光を受けて、とてもきれいです。

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陽射しが暖かくても気温は氷点下なので、午前中は残っているかもしれません。

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寒さは厳しいですが、こんなに素晴らしいものを見ることが出来るのは、
寒い地方ならではの特権ですね。

(事務局 石井)

アファンに入った新たなスタッフをご紹介します!
雪丸と茶々丸です♪

☆雪丸くん☆
6才、道産子、体重400kg
【甘えん坊。引き馬が得意で子どもにそっと撫でてもらえることを待つ位おとなしい】

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☆茶々丸くん☆
6才、ミックス、体重400kg
【とても甘えん坊の寂しがり屋。人懐っこく表情が豊か】

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先日ご報告させていただきました、新たな『アファンホースプロジェクト』をお手伝いするために、アファンに来ていただきました。
現在は、岩手県の牧場で調教中ですが来年には黒姫で雪丸、茶々丸の姿が見られる予定です。
新スタッフの今後の活躍をご期待ください♪

(東京スタッフ 西村)

10月16日から18日、アファンの森の整備を始めたころに建てた「薪小屋」の解体作業を行い、延9名の会員さんが手伝いに来てくれました。

これがその薪小屋です。
傾いているのがわかるでしょうか。
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壁の板が打ち付けてあるから倒れないでいるようなもんなので、危なくないように上部をウインチで引っ張ってから壁板を外していきます。
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さあ、壁板が外れました。一気にウインチで引っ張って倒します。
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屋根を片づけ、柱などを取り除いていきます。
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薪になりそうなものは、40センチの長さに切って、新しく立てた小屋の中へ。
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スタッフをはじめ、このような作業はそうそうしたことがあるものではないので、皆さんの意見を聞きながら進めました。
三日間で終わるのかどうかも心配でしたが、無事すべてきれいに片づけることが出来ました。

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今回お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました!!

(黒姫事務局 石井)

 

「あれは何という花(植物)ですか?」

森に来られた方々に良く質問されます。

 

夏のアファンの森で、目立つ花。

背丈が1m以上にもなる大型の花なので、まずは目に付いてしまいます。

 

種子から開花するまでに10年前後かかるといわれ、そして、1度花を咲かせると枯れてしまう。。。

 

なんとも潔い花 その名は 「オオウバユリ」 。 

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(黒姫事務局 福地)

 

昨日からの大雪で信濃町の積雪はさらに増し、今朝176cmとなりました。

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屋根から落ちた雪の山はどんどん高くなり、ついに屋根とつながる程に。

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見晴らしの良いはずの事務所の窓からは、雪の壁以外何も見えません。

信濃町では、観測史上もっとも深い積雪。
出張帰りの石井さんは、一息つく間もなく除雪です。。

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0220_6.jpg石井さんの除雪作業のおかげで雪の壁は崩れ、いつものいい景色が見えてきました。

さらに空も晴れ、青空に。

明日、明後日は気温が上がるようで、雨予報まで出ています。
今は二十四節気の雨水(うすい)の時期なので、まさにですね。

まだまだ雪景色は続きますが、確実に、少しずつ、春は近付いているようです。

(黒姫事務局 嶋本)


先日、スタッフ4名で国営昭和記念公園にある富良野自然塾東京校でプログラムを体験させていただきました。

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私達も普段から、自然環境の事を考え、森の案内や小学校での授業などを実施していますが、他団体で行っているプログラムを経験することはあまりありませんでした。
今回、エコプロダクツでお声をいただきまして参加させていただきました。

最初にインストラクターからお話しいただいたのが、自分自身で体験・体感することが大事である事。
知識として、本、インターネットで学ぶことはできますが、それは自分が実際に体験したことではありません。自分で体験したこと以外は第一次情報ではなく、人から聞いた時点で第二次情報であったり、聞いた人の話が誰からか聞いた人の話しであれば三次、四次情報であり、インターネットなどはどこからの情報かわからない時点で、万次情報かもしれないと。
聞いた話で、なんとなく分かるのではなく、自分が体験したことが始めて自分の身に付くことなのですね。

だからこその最初には体験するプログラム。五感を使った「裸足の道」でした。
アファンの活動でも、五感を大切にしていますが、少し似ている部分がありました。
いつもは五感を大事にと言っている立場ですが、今回は自分が体験してみる立場です。
裸足になり目隠しをして芝生や砂利、丸太といった場所を歩きます。
人は五感のうち視覚から一番多くの情報を得ています。
つまり、普段は視覚に頼るところが多く、他の感覚より優先してしまうことが多いのです。
しかし目隠しをして視覚を封じることで、他の感覚、触覚や聴覚といった感覚が研ぎ澄まされ、足の裏の感覚や、耳から入る音により敏感になります。
そうして、感じることの大切さを知るんですね。
裸足になって歩き回るなんて、今時なかなかしないので解放感があり新鮮でした。

0121_1.jpg一年の中で一番寒くなるこれからの時期は、アファン森のある信濃町では「霧氷」という自然現象を見ることができるんですよ。

霧氷とは、氷点下10度近くまで冷え込んだ良く晴れた朝、霧が立ち込めその水滴が樹木などに付着して凍りつく現象です。

だけどもこの冬は天気の悪い日が多く、木にも雪が乗ったまま落ちてくれない。
なかなか霧氷の現れる条件が整ってくれませんでした。

そんな中、そろそろセンターに仕事に出かけようと思ったころ、霧が雪原を這うように上ってきました。
霧の向こうには太陽が出ているのもぼんやりと見えます。

温度計を見てみると気温はマイナス8度!
木には雪が乗ったままなのですが、それでも少しは見ることができるのではないかと探してみると、「ありました!」

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手前の木が白くなっているのは雪ではなく霧氷です。

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日当たりの良い場所では着雪も無く、少しですが今年も霧氷に出会えました。

雪国の冬は厳しいですが、だからこそ出会えるものってありますよね。
冬のアファンも楽しいですよ。
ちなみに写真を撮ったのは9時前でしたが、マイナス10度まで下がっていました。

(森林整備担当 石井)


アファンの森にはウインチの付いている、「やまびこ」と言う小型林内作業車があります。
小さい機械なのですが、なかなか良い仕事をしてくれます。

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でっ、このやまびこの、ウインチのワイヤーをきれいに巻きなおそうとしたら、裏側にだれかの食べたクルミの実が。

正体は、おそらくアカネズミです。リスとは違って横に穴を空けて中身を食べます。

穴を空ける場所もわかっていて、違うところに穴を空けてしまったら、中身を全部食べることができないんです。どうして知っているのですかね?

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普段は炭焼き小屋に置いてあるやまびこですが、こんなところにクルミを運んで食事をしていたのですね。

なんだかちょっと嬉しくなるできごとでした。

(黒姫事務局 石井)


1002_mizu0.jpgお休みの日に、ちょっとアファン森へ出かけてみました。
この日の目的は「ウワバミソウ」の収穫です。

皆さんは「ミズの実」という山菜を聞いたことがありますか。
秋田県ではお土産としてミズの実のしょうゆ漬けが売っていたりします。このミズの実の正式名称がウワバミソウです。
秋になると葉の根元にむかごが付くのですが、これがミズの実と呼ばれています。

まず、葉っぱを取って茎とむかごだけに。

1002_mizu1.jpg収穫したミズの実

これをさっと塩ゆでして、冷やしてから醤油と味醂とお酒に漬け込みます。

1002_mizu2.jpg塩ゆですると鮮やかな緑色に

むかごがぬるっとして、茎がしゃりっとして美味しいんですよ。

1002_mizu3.jpg醤油漬けの出来上がりです

他にもこの日の収穫は・・・

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山芋のむかご               左から、ハナイグチ・ナメコ・ナラタケモドキ

(黒姫事務局 石井)


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昨日は中秋の名月で十五夜でしたね。

ご覧になられましたか?

お団子を備えてお月見なんてできたら、気分が良かったのですが。。。

昨日お月見できなかった人は今日なんてどうでしょう?

今日が満月です。

しかも普段よりも月が大きく見られるスーパームーンだそうで。

1日遅れのお月見も良いのでは。

 

アファンの森のある黒姫周辺はすっかり秋模様。

朝晩は寒さを感じるほど涼しくなりました。今年の夏は雨が多くスッキリしない日が多かったように感じます。夏らしい天気に恵まれないままいつの間にか秋になってしまったような・・・

 

(黒姫事務局 大澤)

 

先日、はたらき本舗の皆様がアファンの森にいらっしゃいました。

はたらき本舗は横浜にある障がいをもつ方々の施設で、日頃はクッキーやパンなどを製造・販売されています。毎年その売り上げの一部を森づくりのために寄付していただいています。

いつもありがとうございます。

いつもクッキーをお土産にいただくのですが、そのクッキーの美味しいこと。

皆さん実はコンテストで優秀な成績をおさめるような精鋭なんです。小麦の栽培からおこなっているそのクオリティーの高さはニコルも認めるところで、いつも楽しみにしています。アファンのスタッフも時々贈り物に使わせていただいています。

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最後に皆さんと森をひとまわり。

ゆっくりと森を見ていただきました。

 

(黒姫事務局 福地)

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ここ数日もスッキリ晴れる感じではないものの夏空です。

入道雲がモクモクと。夕方になるとカミナリがゴロゴロと。

 

そして、アブが多い森の中。

暑くても肌を出さない長袖スタイルが基本になるのですが、そうなると、なんでもない森歩きも少々バテます。

森の生きものたちも暑さにうんざりしてたりしないですかね。。。

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花の中ではクモが獲物を待ち受けてました。日陰だし快適そう。一石二鳥・・・?

 

(黒姫事務局 大澤)

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スッキリしない天気ですが、一雨ごとに春が近づいていく感じです。

雪に覆われた森も良く日の当たる場所では地面が見えるようになってきました。

早いところでフキノトウが顔を出し始め、小鳥たちのさえずりがにぎやかに。

「キーコーキー」イカルのさえずりを久しぶりに聞きました。

小鳥たちは恋の季節です。

 

雪がなくなる寂しさと、春の訪れに心が騒ぐ、二つの気持ちで複雑な今日この頃です。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

コンコン…コンコンコンコン!!

勤務中に響く、いそがしい音。
木で造られたアファンセンターには、穴開けの名人たちがやってくるのです。

音のなる方へ見に行ってみると、穴を開けるどころか、もう入っていました。
 
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すっかりセンターの住人となっていたのは、キツツキの仲間、アオゲラです。
屋根の中の居心地はいいのでしょうか?

(黒姫事務局 嶋本)



140217_sheruta.JPG末は各地で再びの大雪。

未だその影響が残っているようですが、皆さま大丈夫でしたでしょうか?

黒姫アファンの森でもまとまった雪になり、今まで積雪が少なかった森も一気に雪が増えました!

サウンドシェルターもモコモコ。

スノーモンスターのようになっていました。

降り過ぎも困りますが、黒姫はこれくらい雪がないと逆に不安だったりします。

この状況を見て”うん、うん、やっぱり冬はこうでなくっちゃ”とうなずく大澤なのです。

 

さて、今週末は会員見学会です。どうやら雪をたっぷり堪能できそうです♪

 

(黒姫事務局 大澤)

 

新年あけましておめでとうございます。

食べ過ぎ飲み過ぎで体調を崩されていませんか?

アファンの森財団は本日より通常通り業務を始めています。

たくさんの年賀状もいただき、ありがとうございます。

 

さて今年最初の仕事といえば、

やっぱり除雪。

長期の休暇で事務所の出入りがありませんので除雪もしていません。

雪が降り続いているとくと積もった雪で事務所に入るのにも一苦労になるのですが、、、

今年は曜日の並びで長い冬休みになりましたし、大雪の予報もでていたましたので、さぞかし雪も多いだろうと思いきや、意外にも雪は少なくちょっと拍子抜け。

予想に反してあまり積雪はなかったようです。

とはいえ、30cm程は積もっておりましたのであしからず。

 

思い返せば昨年も同じ内容でブログかいてますね(笑)

毎年のことながら除雪とともに新年はスタートします。

今年もアファンの森財団をどうぞよろしくお願い致します。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

エコプロまであと2日。

今年はいつものNGOブースに加えて、岡村製作所様と共同出展「C.W.ニコル森の学校」を開催します!

ニコルの話ももちろんですが、今回はそれぞれ事業を担当しているスタッフも講師として登場します。

私たちもどんな話になるのか…楽しみな内容です。

皆さん是非聞きに来てくださいね。

小間番号:2-025

「森の学校」授業時間割はこちらから確認できます。

 

小さくこじんまりしたNPO/NGOコーナーのブースでも今年は趣向を凝らした展示にしようと頑張っています。

その為の準備に、意気揚々と森に入っていき、、、、

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戻ってくると手にはスコップ、カゴからはみ出た笹の葉。他にも色々な森の小道具が・・・

いったい何を取ってきたのか?

こちらもどんなブースが出来上がるのか楽しみです。

長野から出展する我々は今日の内に準備を済ませて、明日は搬入のための移動です。

皆さん12日~14日にお会いしましょう!

小間番号:N-34

 

(黒姫事務局 大澤)

 

アファンセンターには人だけでなく色々な生きものがやってきます。

この日はいつもはクモの巣の真ん中に陣取るジョロウグモが、窓のサッシの所にやってきてじっとしているのを発見しました。

苦手な人にはごめんなさいっ。

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お腹が大きく膨らんだこの子はどうやら産卵の準備をしているようでした。

そして、この次の日には・・・

!!

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ダイエット成功!? 1日にしてこの激やせ。

卵を産んですっかりスリムになっていました。お腹の大半は卵なんですね。

ジョロウグモは冬を越せないので、卵で子孫を繋ぎます。

冬に向けての準備です。

生きもの達も寒い冬が来る前にそのための準備をせっせと行っているんですね。

今、テントウ虫やカメムシが冬こもりをする場所を探してたくさん動きまわっています。

まだまだ紅葉がキレイな季節ですが、確実に季節は冬へと近づいています。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

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