【イベント報告(東松島)】田んぼも学校!ツリーハウス前の草取り作業(7/11)

震災復興
7月11日(土)に、東松島市のツリーハウス前にある田んぼで田の草取りイベントが行われました。当日は、炎天下での作業となりましたが、野蒜小学校など地域の皆様、サンデン東北支社様、アサヒビール様、東松島みらいとし機構(HOPE)様、宮城トンボ様、約40名の方にご参加いただき、無事に田の草取りを終えることができました。
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イネの成長を促すために田んぼに生えてきてしまった植物を抜くのですが、泥に足をとられながらイネにそっくりなヒエをひとつひとつ確認し、男性でもなかなか抜けないほど成長したヒエをイネが傷つかないように抜いていく作業は、技術と労力を必要とする大変な作業でした!「無農薬」に取り組む農家の皆さんのご苦労の一端を垣間見ることができました。
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そして全体力と神経を使った田の草取りの後には、アサヒビール様より冷たい飲み物のご提供を、アグリードなるせ様より野蒜米を使ったおにぎりと心温まる豚汁、夏にはたまらないきゅうりのお漬物を差し入れいただきました。改めてお米づくりの苦労に想いを馳せながら、美味しく感謝しながら頂戴しました。ご参加・ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました!
今回草取りした田んぼは、これまで管理者であるアグリードなるせ様と共同で、子どもたちや地域の皆さまにもご協力いただきながら、田んぼづくりを行ってきました。田起こしは、美馬森Japanの大ちゃんによる馬耕により行い、田植えは野蒜小学校の子どもたちにお手伝いいただきました。そして子どもたちは田んぼや周辺環境での生きもの調査も継続的に行っており、「農(林水産)」と「自然(生きもの)」と「人」とのつながりを学んでいます。
この田んぼでの米づくりは、無農薬で取り組んでいるため、今回のような人の手による草取りを複数回行う必要があります。労力のいる大変な作業ではありますが、お米づくりを通して、地域の子どもたちが農業を通じた人と自然のつながりや地域環境の豊かさを学び、子どもたちの豊かな心を育むことを目指しています。今後もご支援ご協力いただいている企業・団体の皆さまと地域の方々との良き交流の場となる様に、多くの方に参画いただけるようなイベントを実施していきたいと考えています。
(東京オフィス 西村)


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