アファン「森の教室」森づくりと紙すき体験を実施しました。
震災復興3月29日(火)森の学校づくりにご協力いただいている国際紙パルプ商事様と共催で森づくりと紙すきのワークショップ実施しました。
復興の森づくりと和紙の原料となる木「コウゾ」「ミツマタ」の植樹、そして紙すき体験に地域の小学生や地域の方々が参加してくださいました。
講師には手すき和紙工芸作家 アウテンボーガルト・ロギール氏をお招きしました。
まずは、豊かな森を目指し、森づくり作業を行いました。
春本番を前に、森にはカタクリなど春植物が芽を出しています。
2012年から整備を進めていますが、ササ刈り、藪刈りを実施した場所では林床まで光が届くようになり、カタクリの数が増えているようです!
森づくりの後は和紙の原料「コウゾ」「ミツマタ」の植樹を行いました。
植えた木はまだ小さいですが、秋ごろまでには枝を1m以上に伸ばし、紙の材料がとれるように育つとのことです。来年は今回植樹した木で紙すきができるはずです。
午後は紙すき体験。
和紙の原料が植えた「コウゾ」「ミツマタ」だとしても、実際にどう紙になるのか?
使うのはコウゾ、ミツマタの皮の部分。
一般に良く目にするコピー用紙などは洋紙と呼ばれ、材料は木を細かく砕いて繊維状にしたもの。
それに対して、和紙は木の皮の繊維を使います。
洋紙に比べ、耐久性にも優れ、1000年持つと言われているそうです。
ロギールさんから、和紙になるまでの行程を説明してもらいながら進め、葉っぱや花も一緒にすき込み世界に1枚だけの和紙が完成。
みんなとても素晴らしい作品になりました!
(黒姫事務局 大澤)