今年度の宮野森小学校の授業がスタート
震災復興先月4月21日、宮野森小学校5年生の田んぼの授業「馬耕の見学」が行われました。
馬耕を担当したのは、美馬森Japanの八丸さん、と馬のショウちゃん。
馬を使って畑を耕す伝統的な方法は東松島でもちょっと昔まで行われていた農法です。地元のご年配の方々は、馬が働いている風景を普通に見ていたそうです。
5年生の田んぼの学習ではアグリードなるせさんが、田んぼ作りを担当しています。
アファンの森財団では、学校の授業の中で出来ないお米の活用についてを、イベントとして行い学校が進める田んぼ作りの授業と合わせて、お米が自分達の口に入るまでに、どのような過程を経ているのかを一緒に考えていきたいと思っています。
翌22日は、宮野森小学校3年生の総合の授業を担当させていただきました。
今年度、復興の森を使った第一回目の授業でした。
まずは生きものの気持ちになる方法を教室で学び、その後、復興の森とその周辺環境の生きものを観察を行いました。
復興の森では春の植物がちょうどみられる季節で、今の季節しか見られない花などを観察しながら、どんな生きものが暮らしているのかや、生きものの視点に立つ方法などを学びました。観察の方法は見るだけでなく、匂いを嗅いだり、時には食べて味を確かめてみたりと、森との接し方も色々です。
初めての森の授業でしたが、みなさん色々なものに興味を持ってもらったようです。
これから1年をかけて復興の森や身近な生きものについて考えていきます。
(黒姫事務局 大澤)