新型コロナウィルスの影響のため、活動できずにいた宮野森小学校での出前授業も移動制限の緩和を待って、感染症拡大防止に努めながら、6月より再開いたしました。
6月の1回目の授業では、水辺に棲む生きものを観察し、どんな環境に暮らしているのかを学びました。
7月の2回目の授業では、水辺の生きものがより暮らしやすくなるにはどうしたらよいのかを考えました。
授業の中で、外来種のアメリカザリガニが増えすぎて、元々棲む水辺の生きものが暮らしにくくなっているようだと考え、アメリカザリガニを減らす作業をする事にしました。
ただし、色々な生きものを守るためとはいえ、アメリカザリガニの命を奪うことは良い事だろうか?という、大人でも難しい問題に向き合う事になりました。
子どもたちなりに考えた結果、まずは、捕まえたザリガニの命を安易に奪うのではく、飼育しながら、どのように関わっていくかを一緒に考えていくこととなりました。
本来は4月から授業で関わらせていただく予定でしたが、今年のスタートは6月となりました。
予定は変わってしまいましたが、今後も身近に広がるふるさとの自然と向き合いながら、子供達と学んでいきます。
先生方も大変な中でのご対応ありがとうございました。