第7回 リコー親子自然教室

普及交流

 7月26日(土)から27日(日)に、オフィシャルスポンサーであるリコーグループの社員親子を招いての「リコー親子自然教室」が行なわれ、9組の親子がアファンの森の家族の一員になりました。

 「森の宝物を探そう」テーマに、生き物のために人の手で再生されたアファンの森で活動することを通して、全ての生き物がバランスを保ちつつ「生命の環」で結ばれ
ている、そうした繋がりの中で「森は生きている」ことに気づき、多様な生物に触れて感じてもらいたいと願うプログラムです。
 今回はチョウ類に詳しいリコーグループ社員の方を迎えるなど、新たな講師陣で実施されました。

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 初日、森に集まった全員で昼食を食べた後、親子に分かれて活動開始です。子ども達は、昆虫探検や森遊びに出かけます。甲虫、チョウ、水生生物などを実際に捕まえて観察しつつ、その生き物の”暮らし”を丁寧に伝えることで、森や小さい生き物同士のかかわりまで視野を広げてもらうことをポイントに活動しました。松木も子ども達とともに行動し、いろんな生き物を見つけては子ども達に見せていました。カブト、クワガタはもちろん人気ですが、それに固執せずいろんな生き物を捕まえ観察している様子がうかがえ、中には「都会に住んでいるのはもったいない」と講師陣に言わせるほど、初めてのものでも躊躇なく捕まえ、よく観察している人もいました。

 

 

 

 
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  一方親御さんは子ども達を見送った後、アートセラピーの時間を過ごしました。日頃の仕事のこと、子育てのことは少し脇においておいて、自分自身に目を向ける時間です。画用紙に絵を描くことで表現し、感じたことを伝え合う、そんな時間を通して自分のこと、家族と作っていた関係に目を向けました。今回の大人の時間は、素直で暖かい雰囲気で進んでいったように感じました。
 一度宿に戻り、夕食後再びアファンの森へ出かけます。夜の森の雰囲気を味わいに。ホタルがツ~と流れ、かえるの声が聞こえる暗い森の中で家族単位で時間を過ごしていただきました。

 

 

 

 明けて2日目、今日は朝から親子で宝物探しの時間です。家族だけでアファンの森へ出かけていただきました。そして、見つけた宝物を絵に描いてもらい、ニコルを交えて宝物発表会です。クワガタ、いろんな生き物、アファンの森そのものが宝物、親子で夜を過ごした時間、子どもの楽しそうな様子、家族でいる時間、…、さまざまな宝物が発表されました。
 ニコルからは小さな生き物でも重要な役割を持っていること、キノコの話し、きれいなチョウの話などが飛び出しました。

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 宝物の発表や、感想などを聞いていると充実した楽しい時間を過ごしたこと、家族を思う暖かさ、絆を感じた2日間で、個人的には「家族っていいな」と思えた2日間でした。半日ずつの2日間でしたが、もう一日あるともっと森の生き物の一員になっていただけたように感じました。

協力 : リコー社会環境本部

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