【財団の活動】アファンの森でデザインの授業

普及交流

9月からアファンの森財団のオフィシャルスポンサーになっていただいたバンタングループ

(以前の紹介記事はこちら ⇒ https://afan.or.jp/wp/wp-content/uploads/old/2009/09/post-424.html

 

10月5日に、バンタングループの数あるスクールの中から、今回はバンタンデザイン研究所で ”インテリアデザイン” を学ぶ学生が、授業の一環としてアファンの森に来ていただき、学んでいきました。

 

 

カラマツ林の地ごしらえまずは、森の作業を体験いただきました。カラマツ林の地ごしらえです。

森に手を入れることの意味をお伝えした後、実際に体を動かしていただきました。

松木からすれば、学生たちは孫でもおかしくない年齢。その松木と共に作業をしている姿は何ともほほえましい感じがしました。

 

 

 

生き物の体のつくりを解説作業で都会の垢を落としていただきすっきりしたところで、少し講義の時間をとりました。

生き物の「姿形」に注目し、それぞれに意味があることをお伝えする内容です。

草木の葉、昆虫、カエルの手、・・・その暮らしぶり(ライフサイクル)があってデザインされていることがお分かりいただけたと感じています。

タゴガエル

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコルと分かち合う森づくりと、生き物のの見えない部分をお伝えした後に、松木と共にアファンを散策しサウンドシェルターでニコルと出会いました。

「デザインの3つのポイント」についてニコルからミニ講義も混ぜながら、さらには「夢」を分かち合う時間にもなりました。

ニコルと松木が夢を語らっていることに、学生たちは何かを感じていただけたようでした。

 

 

夕食の時間をとった後、ナイトハイクも実施しました。

夜の森の中に入ることで起こる、自分の内面(感覚や感情)の変化を味わっていただく機会にしていただきました。

途中、少しの間一人でたたずんでいただく時間も取りながらゆっくりと夜の森を歩いて、焚き火の焚かれているティピーへ。

ティピーの中に入り、「もうしゃべってもOKですよ」とお伝えしたとたん、さまざまに感じたことを話してくれました。その内容も、感性の豊かさを感じるものが多く「さすがに違うな」と思い、案内する側にとってもこれだけの反応が返ってくることはうれしく感じました。

 

 

今回、初めての試みとして、デザインを学ぶ学生をご案内しましたが、豊かな森に足を運んでいただき現場でデザインをキーワードに学びの時間を作ることはとてもマッチしているように感じました。

手前みそですが、少なからず参加者の皆さんの世界が広がったように感じています。

 

「森は創造の源」

良く聞かれるフレーズですが、改めてそんな可能性を感じた一日でした。

参加者の皆様の今後の活躍を期待しております。

 

バンタングループ 『森と学ぶ、バンタンのデザイン教育』ページ

 

(事務局 河西)

 

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