【財団の活動】雪の森を体験!((株) ディー・エヌ・エー)

普及交流

事業支援をいただいている株式会社ディー・エヌ・エーの社員有志のみなさんが、2月11日(木祝)に「冬のアファンの森」を体験にいらっしゃいました。

 

みぞれがぱらつく天気の中、8人の好奇心旺盛(?)な方々がいらっしゃいました。到着早々スキーウエアに着替えていただき、足元は長靴に履き替えていただきました。

スキーウエア姿になると、普段都心で仕事をされているみなさんも、田舎で暮らしている私たちとさして変わらない見た目になり「森で遊ぶ仲間」になります。

準備が整ったところで「スノーシュー」を装着し、お手製の「かんじき」をつけた松木と、生き物調査をお願いしている川崎さんと共に、雪の森へ出発です。

 

足跡をたどって行くと、夏場には出かけないスギ林の中へまずは、「足跡」や「冬芽」など雪の森だからこそ出会えるものを探しながら散策へ。

見つけた足跡をハンドブックで確認しながらたどって行ったりもしました。そうすると夏場は足を踏み入れないような場所(スギ林の中など)へも出かけたりします。

リスの足跡がカラマツの根元で途切れているので、上を見上げてみると巣が見えたり、、、

 

 

こうして、雪の上をワイワイ言いながら歩くこと自体で楽しいものです。

サウンドシェルター下の水路部分は大きな木が生えていないので、雪原が広がります。

水が流れている場所をジャンプして渡ったり、雪の上にごろんと仰向けに転がったり、ちょっと疲れたところで黒蜜と蜂蜜が登場したり(どんな使い方をしたかは秘密です)、だんだんとアグレッシブになります。



 

 

 

 

 

 


R0018750.JPG
サウンドシェルター

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に時間は過ぎるもので、気がつけばお昼をまわっていました。

私のお腹もペコペコになったので、お弁当が待っているティピーへ向かいます。

まぁ、素直に向かうわけもなく、ハチの巣にちょっかいを出したり、フクロウの巣を見たり、急斜面をよじ登ったりしながら、到着です。

 

囲炉裏を囲んで昼食ティピーでは囲炉裏を囲んで、地元のおばちゃんが作ってくれたお弁当と、アファンの森でとれたナメコの「ナメコ汁」をほおばりました。

男性でも「多いかな」と思える立派なお弁当でしたが、「体を動かしたから」と、みなさんたくさん食べていました。普段はこんなに食べないのだそうです。

「体をたくさん動かしたから、ご飯がおいしい!」

こんな当たり前の感覚を、都心で暮らす人がどれだけ感じているでしょうか?

 

 

そりそりそり午後はスノシューを置いて、

← これ です。

 

 

そう、ソリ遊び!

 

とにかく楽しんでもらおうということなんです。

 

 

 

上から見ると 1ここから滑り出し、

 

上から見ると 3すぐに斜度が上がり、

 

上から見ると 4うまくいくと、一番下まで

 

上から見ると 5イェー!

 

 

 

 

 

 

ヘトヘトになるまで遊んでいただきました。

(もしかしたら、筋肉痛や、ごく軽いむちうちの方もいたかもわかりません。。。)

 

こうして、夏とは違ったアファンの森を体験いただき、

「楽しかった~」という声と共にみなさん東京へ戻っていかれました。

 

 

スギやカラマツの単層林や放置された山林にも雪は積もります。

しかし、生き物の痕跡の種類や数や、ソリ遊びなどが安全にできる空間はとぼしいでしょう。

冬も 「アファンの森だからこそ」 がたくさんあります。

そんな一部を体験いただきました。

 

(事務局 河西)

 

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