【財団の活動】親子で森を体験
普及交流少し前の活動報告です。
夏休みが始まったばかりの7月24日、オフィシャルスポンサーである株式会社ディー・エヌ・エーの社員の皆様が親子でアファンの森を体験しに来ていただきました。
これまで作業のお手伝いを頂いたり、新人研修をアファンの森で実施していただいておりますが、ご家族にいらしていただき体感いただくのは初めての機会でした。
とにかく豊かな森そのものをご家族と一緒に味わってもらうことを意図して、親子とスタッフとで森遊びの時間としました。
上は12歳、下は3歳の子ども達を含む14人の親子が長野新幹線と信越線に揺られてアファンの森までやってきました。全家族が初めてのアファンの森です。
少し緊張した雰囲気の中、ガイドスタッフと顔合わせし、さっそく散策に出かけます。
道草しながらの散策は、森と参加者ご家族とのアイスブレイク(緊張をほぐす)です。
歩き始めから、草むらを跳ねるカエルを追いかけたり、雪の重みで曲がった木を見上げたり、水の中のオタマジャクシに目をやったり、飛び交うトンボやチョウを追いかけたり、サンショウやカツラの葉を匂ってみたり、とのんびり進みます。
ご存知おばちゃん弁当を森で広げ、ほおばります。森の中ではいつもより食も進むようです。
食休みがてら森の生き物の解説などをして、さらに森の奥へと出発です。
午後も道草から始まります。
登れそうな木があるので、誰かが登り始めます。そうすると他の子供たちも登り始めます。
水路に出ると笹舟を作ってみんなで流したり。
ヒグラシの声が響く森の中を進んでいきます。
ロープのブランコ、ハンモック。
いろんなところから子ども達の声が響きます。ときどき大人の声も混じります。
そして水遊びも。
裸足になって水の冷たさを親子で味わいます。
想像以上の冷たさに足をつけていられなくなってしまうお父 さん。
それを尻目に「慣れてきた!」とエンジンがかかってきた子ども達。
やがて水路の中を歩き始めます。足先で探りながら一歩づつ慎重に進みます。
大きな深みまで来たら、今度は今下ってきた流れを上がって行きます。
下っては上り、上っては下り、
そんな姿を心配しつつも微笑ましく声をかけている親御さん。
3歳の子も自分のペースで流れる水を楽しんでいました。
あっという間に時間は過ぎて、
楽しい親子の声を余韻をアファンの森に残して、帰って行かれました。
子どもはもちろんですが、
親御さんも感覚を開いていただけたのではないかと感じます。
日頃、PCの画面ばかり見て、考えることをいっぱいしている人が
大事な家族と一緒に、同じ場所で、(頭をまわすさず)感覚・感性を開く・使う時間は
幸せな時間だと感じました。
皆様もお試しあれ。
ディー・エヌ・エーさんでの活動報告はこちら
ご参加 : 株式会社ディー・エヌ・エーの社員の皆様
(事務局 河西)