【財団の活動】アファンの森で”デザイン”の授業
普及交流8月30~31日の1泊2日で、オフィシャルスポンサーであるバンタングループの学生を対象とした
“ アファンの森でデザインの授業 ”
が行われました。
参加いただいたのはインテリアや空間デザインを学ぶ学生です。
初日、アファンの森に到着して、松木と握手して森へ入場します。
アファンの森の湧き水でのどを潤し、深呼吸。。。
森のできたての酸素を、ゆっくり体に取り入れていただきます。
地元のおばちゃんたちが地元の食材を中心に作ってくれたお弁当です。
アファンの森の成り立ちと、生き物の基礎的な話を交えながら森の作業の意味をお伝えして、
松木と共に整備の手が及んでいない場所の倒木などの片付け作業をお手伝いいただきました。
汗を流していただいた後は、素足で沢に入ったり、枝にかけたロープのブランコに揺られたり。
皆さん声をあげて楽しんでいました。
松木と握手し、湧き水と深呼吸、作業で汗を流して、ちょっと五感を刺激する、、、
都心での暮らしに慣れている心身を、アファンの森用に切り替えていただくプロセスとなるような気がしています。
心身ともにアファンの森になじんでいただいたところで本番です。
生き物の「暮らし」に注目して散策しました。
花や種の戦略、カエルの指先の形などじっくりと観察しながら、アファンの森を見て回りました。
月が雲でかくれていたので、いつもより暗めの夜の森に身を置きます。
陸生ホタルがたくさん光っていることが確認できました。
開けて2日目。
朝食前の散歩では、獣のにおい、葉の形などに目を向けていただき、朝食後に再びアファンの森へ。
「生き物の体のつくりと暮らし」について講義を行いまとめをした後、
1人でアファンの森と向き合っていただきました。
とても盛り沢山な内容で行われた今回の「デザインの授業」。
昨年も感じましたが、
参加いただいた学生や先生方の反応が良く、感性の豊かさを感じました。
意欲的に取り組んでいただき、問いかけにも自分なりの言葉で表現いただく姿にはこちらも刺激を受けます。
「森は創造の源」
良く聞かれるフレーズですが、改めてそんな可能性を感じた一日でした。
参加者の皆様の今後の活躍を期待しております。
(事務局 河西)