10月の会員見学会
普及交流10月最後の日曜日は会員見学会でした。
全国的に台風の影響で各地の天気は荒れ模様。
そのせいか直前にキャンセルが相次ぎましたが、ここ黒姫のお天気は曇り。
雨が降る事も無く恵まれた一日だったのでした。
例によって、森番の松木さんの案内で森を歩きましたが、今回はいつもとは違う場所からスタート。
5年前に手を入れ始め、キハダ、シラカンバ、ウダイカンバ、クリ、コナラ、ホオノキなどの実生から
育った木々が所狭しと生えているエリアです。
森番の松木さんの話にも熱が入り、参加された皆さんとのやりとりもたくさん交わされました。
私もとても楽しい時間を過ごしました。
【キハダの薬効のお話】 【キハダ】
写真は別の場所でキハダという木の薬効や用途について話をしているところです。
キハダの皮をナタで削ると中は鮮やかな黄色です。
「舐めると甘いんだぞ~」 と松木さん。
「えっ ・・・ 苦いぃ~」 とは切れ端を口に含んだ会員の方。
「ほ~、苦いかね」 と松木さん。
なんだかニヤニヤしています。
良薬口に苦し!
これは胃薬の原材料としても使われているもので、とても苦いのです。
明日11月6日は今年最後の見学会。
参加される皆さま、どうぞお気をつけて起こしください。
そして松木さんとのこんなやりとりもどうぞお楽しみに。
(事務局 堤)