【財団の活動】夏がきた? 会員見学会 7月
普及交流
10日(日)は7月の会員見学会でした。
今年に入って3回目の見学会には関東近郊や遠いところでは富山からも来ていただきました。
前日の夕方から夜にかけて、たらいをひっくり返したような雨が降り
森の中は蒸散した水分でしっとりしていました。
森を歩いているとさまざまなキノコが土の中から顔を出していました。
これは・・・
土の中に白い ものがありました。
卵の形をした白い袋状のツボ。
隠れてい全体が見えませんがタマゴのような形をしています。
白いツボの中からは鮮やかな紅色の傘が顔を出します。
写真は昼過ぎに撮影したものです・・・
短時間でこんなに大きくなりました。
テングタケ科の「タマゴタケ」です。
ヨーロッパでは皇帝のキノコと呼ばれ珍重されているとか。
食用になるキノコです。
タマゴタケが出るといよいよ夏。
梅雨明けのアファンの森に夏がやってきました。
(今日も土砂降りの夕立。梅雨明けでもまだまだ雨の多いアファンの森です)
~ フキの味 その後 ~
週末に採ったフキは「松木風甘辛濃味キャラブキ」に姿を変えて
皆様に食べていただくことができました。
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!
※注意
タマゴタケの仲間にはベニテングタケやタマゴタケモドキなどの毒キノコがあるので
誤って食べないように十分な注意が必要です。
(黒姫事務局 堤)