【財団の活動】アファンの森でデザインを学ぶ
普及交流
8月24日、25日の2日間、アファンの森財団のオフィシャルスポンサーとしてご支援をいただいて
いるバンタングループのスクールで学ぶ学生が授業の一環でアファンの森を訪れました。
朝早く東京を出て、お昼前にアファンの森へ到着。
まずは今年から整備を始めた南エリアへ行き、森の作業を体験してもらいました。
長いあいだ放置され、鬱蒼と茂った低灌木や蔓を刈り払った後の地ごしらえです。
刈り払われ、あたり一面に散乱した幹や枝を運び、4m間隔の列状にまとめて植樹する
スペースをつくります。
久々にお陽さまが顔を出し蒸し暑かったのですが、汗をカキカキ地味な作業をこなしてくれました。
【地ごしらえの様子①】 【地ごしらえの様子①】
【刈り払い前の様子】
汗を流し後は整備された北エリアへ移動してお昼ご飯。
おにぎりと温かいトン汁、そして地野菜の浅漬け。
1
人3個づつのおにぎりはあ
っというまに
胃袋の中へ。
体を使ったあとのメシは格別です。
【森を散策】
木のこと
、昆虫のこと、キノコのこと・・・
普段の生活からは知ることのできない森の話が
次から次へと
でてきます。
そんな松木節にみなさん興味津々の様子。
この日は夜のアファンの森も歩きました。
暗闇の森にはキツネの鳴き声が響いたり、小さなケモノが足元を
かすめたり。五感を研ぎ澄ます体験ができたようです。
2日目は早朝の清々しい空気を胸いっぱい吸い込んでスタートし。
野生動物の体のつくりのお話や自身と向き合うプログラムを実施しました。
【鳥の羽を手に取って見る】
はじめて手に取って見るフクロウやタカなど野鳥の羽。
実物を手に取って、その材質や質量を肌で感じ取る
ことができます。
【美味しいサプライズ】
バンタンスタッフの方が 参加者全員に
長野県産鹿肉のローストを振舞ってくださいました。
これはすばらしい味でした。
※材料調達から調理までバンタンスタッフによるものです。
都会を離れ、日常では得ることのない様々な刺激を受け取っていただいたようです。
その刺激があらたなデザインを生むのでしょう。
スタッフとして参加した私たちにとっても新鮮な発見があった2日間でした。
どうもありがとうございました。
(黒姫事務局 堤 )