【財団の活動】岡村製作所様 アファンの森で生物多様性研修
普及交流
10月20日
アファンの森財団のオフィシャルスポンサーとしてご支援をいただいている
株式会社岡村製作所様から15名の方がアファンの森に来られました。
アファンの森で生物多様性について学び、これを業務に生かそうというものです。
この日が来るまで台風などの悪天候により2回延期になっていました。
″3度目の正直 ″ この日は快晴!
気持ちのよい秋晴れの空の下でスタートしました。
はじめに木立の中のベンチに腰掛けてアファンの森の紙芝居。
そしていよいよ森の散策へ。
【散策の様子】
みなさん「良い意味で」個性的な方が多く、ガイド中でも
ほかに面白そうなものを発見すると、手あたり次第に?
飛びつきます。
【カンボクの実】
「食べたら苦いよ」と案内すると、先ず誰かが食べはじめます。
「うわっ、苦い!」
この言葉を聞いて他の誰かがまた食べはじめます。
「ほんとだ!苦い・・・」
こんな感じでみなさん次から次へと食べはじめました。
【テンナンショウ】
ちょっとグロテスクな気配がしないでもないですが・・・
茎が枯れ落ちていたものを女性社員の方が拾い持っていました。
そしてこれを1粒とって食べました。
「少し甘い」
しばらくして、「あっ、あっ、何か舌が・・・」
これは私も食べたことがあるのですが・・・
少し甘い味がした後に、
「グサリ、グサリ」とガラスの繊維でも突き刺さったような感触が口中に広がります。
とてもお勧めできるものではありません。
ところが・・・この光景を見ていてまた他の人が次から次へと食べ始めたのでした。
好奇心の旺盛さにちょっと驚きです。
これ、自然を知るうえではとっても大切なことですね。
お昼は地元の食材を使ったお弁当とアファンの森で採れたナメコとシイタケの味噌汁。
午後は今年から整備を始めたエリアへ移動して地拵え(じごしらえ)の作業です。
【地拵え作業】
刈り払ったままになっていた低灌木(主にアブラチャン)を
列状に並べる、来年行う植樹の前の大切な作業です。
【コブシの枝落とし】
ここでも皆さん良く体が動きます。
伐採したコブシにみんな集まって枝をノコギリで伐っています。
あっという間に枝はきれいになくなりました。
2時間ほどの短い時間でしたが作業していただいた場所は見違える風景になりました。
(暗くなり写真がうまく撮れていませんでした。スミマセン)
最後はアファンセンターで1日の振り返り。
1人1人から感想をいただきました。
「里山についての知識はあったが、どうしてもわからなかった事が今日体験してみてわかった」
一人一人の方から嬉しく、そして印象に残る言葉をいただきました。
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
岡村製作所HPこちらから
(黒姫事務局 堤)