少し前になってしまいましたが、地元信濃町、信濃小中学校の出前授業が実施されました。
7月の田んぼの授業を踏まえての自然環境学習も今回がまとめとなります。
台風を気にしながらの10月2日に授業は実施されました。
生きもの観察は場所を田んぼからアファンの森に移し、前回同様、池や水路を網でガサガサ。ガサガサも2回目だけあり、みんな手慣れた様子で生き物を捕っていきます。
オオルリボシヤンマ、オニヤンマ、タカネトンボのヤゴやマツモムシ、コオイムシ、ゲンゴウロウ、アカハライモリ、サワガニ、ツチガエルなどなど水辺の生き物たちが次々バケツの中に。
田んぼと比べて捕獲出来た生きものは種類も数も多く、田んぼで見る事が出来なかった生きものがたくさん捕れていました。
ガサガサの後はじっくり観察して、ノートに特徴などを文とスケッチで記録しておきます。体の形だけでなく、細部の毛などもじっくり見てスケッチしている子もいました。
良く見ているなと感心します。
たくさんの生きものがいたからアファンの森だけが大事なの?
いいえ。
どんなにアファンの森が豊かな場所であってもアファンの森では生きる事が出来ない生きものもいます。
田んぼの様な環境を棲みかにしている生きものもたくさんいるのです。
つまり、みんながお米を作った田んぼも大事なんです!
実際に見て触って観察した子供たちならその事を分かってくれたのではないでしょうか。
(黒姫事務局 大澤)
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