【財団の活動】雪の森 3月会員見学会

普及交流

3月9日(土)、晴天で雪の照り返しが眩しいこの日、会員見学会が実施されました。

今回、今まで実施した事がない初の冬の会員見学会となりました。

冬に人が集まるのかと心配しましたが、予想を上回る反響で定員を上回る申し込みがあり、お断りをさせていただいた方もいらっしゃいました。

たくさんの申し込みありがとうございます!

初の試みもあり我々スタッフもどんな内容での見学会がいいのか悩みましたが、冬の森だから出来る事を味わっていただく事にしました。

130311_yukinomori.JPG初めて本格的に雪の上を歩くという方もいらっしゃいましたので、まずはツボ足で雪の上を歩いてもらい、スノーシュー無しの状態を体感してもらい、スノーシューのありがたみを体感してもらって、いざ雪の森へ。

案内は財団のスタッフに加え、アファンの森で猛禽類や哺乳類などの調査をしていただいている生きものの専門家、川崎公夫さん。

雪の上に残っている足跡は多種多様な生きものがいる証。大きさ、形、歩幅などの違いから動物の種類を見極め、専門家ならではの目線で話してもらいました。

 

積雪があると、踏圧による森へのダメージが限りなく少なくなります。

普段の見学会では森の中に敷かれた散策路を歩くと限定されますが、冬の森では自由。

動物の足跡を追ってひたすら歩いてみたり、雪に寝転んでみたり、斜面では滑ってみたりと普段出来ない事が色々と出来ます。

130311_yukinomori2.JPG暖かい日が続いてだいぶ雪が融け、重たい雪。

歩くごとに体力を消耗します。そんな中、子供たちの元気な事!

ある程度間伐され木と木の間が適度にあいた森だからこそ大胆にも滑れます。

途中昼食を挟んでの終日のプログラムでしたが、あっという間の1日でした。

初めてという事もあり、天気も安定してくる3月に設定した今回の雪のアファンの森会員見学会。

天気にも恵まれ、好評の中終了しました。

一方で暖かくなってきたので、雪も融け気味、ザラメのような雪だったため、サラサラふかふかの雪の上も歩いてみたい、という声も聞かれました。

冬は天気に大きく左右されることもあり、見学会の日程に頭を悩ませますが、いただいた意見を参考に考えて行きたいと思います。 

ご参加いただいた会員の皆様ありがとうございました。

 

(黒姫事務局 大澤)

 





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