【財団の活動】春のはじまり 4月会員見学会

普及交流

4月27日(土)は今年度1回目の会員見学会でした。

今回は雪解け後の限られた時期にしか出会えない春植物を見たり、樹の香りを楽しんだりしながら、ゆっくりと森の中を散策しました。

リュウキンカの黄色い絨毯カタクリにアズマイチゲ、キクザキイチゲ、エンレイソウ・・・

週末に向けて気温が一気に下がったため、寒さで花は閉じ気味でしたか、まだ緑の少ない地面では小さく咲く花にも目が止まります。

弥生池の周りのリュウキンカは満開で、遠くから見ると花の鮮やかな黄色で一面が彩られていました。

 

馬搬の説明

 

馬搬の作業の最終日だったため、午前には馬で木材搬出をする様子も見ていただくことができました。

また、今はフクロウが営巣中で、数日前にヒナも産まれたということで、巣箱カメラのモニターから巣箱の中を覗いてみました。モニターを見た後で森の中の巣箱の横を通ると、「あの中に暮らしているのか」とわくわくが増してきます。

散策が終わった後は、アファンの森のなめこ汁で冷えた身体を温めていただきました。松木小屋の横にたくさん生えているギョウジャニンニクも、炒めて味見。

見て、聞いて、香って、触って、味わって。

寒空の下での見学会となりましたが、会員の皆様は春が始まったばかりのアファンの森を楽しんでくださいました。

足をお運びいただき、ありがとうございました。

 

次回、5月11日の見学会は鳥の観察と保全作業です。

若葉の揺れる森でお待ちしております。

 

(黒姫事務局 嶋本)

 





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