10月5日(土)、当財団のオフィシャルスポンサーであるヤクルト本社様が研修の一環でアファンの森にいらっしゃいました。雨の予報もなんのその。最後には青空ものぞくようになりました。
センターでアファンの森づくりについてのお話しをした後、森へ出かけました。まずは森の整備から。
森が明るくなり地表に光が届くようになると、下草もぐんぐん伸びてきます。アファンの森では林床にミツバウツギが多く見られますが、これを放っておくとせっかく再生した森が藪に逆戻りしてしまいます。ということで、ヤクルトの皆様にはこのミツバウツギを中心に刈っていただきました。
初めは慣れない作業で戸惑い気味でしたが、慣れてくるとミツバウツギの見分けもすぐにできるようになって、最後にはミツバウツギしか目に入らないようでした。そうなると素晴らしい集中力で作業が一気にはかどります。短い時間の作業でしたが、あたり一面の藪はきれいに刈ることができました。
下草刈り、藪刈りは地道な作業ですが、アファンの森では夏の間ずっと刈り続ける毎日です。明るい森を維持していくには欠かせないとても大切な作業なのです。
作業の後は森をゆっくり歩きました。花や虫や色づき始めた木々を見たり、また、間伐エリアや植林エリアを見たり。
最後にご褒美。ナメコ、ジコボウ(ハナイグチ)、ヤブタケ、シイタケなど森の恵みをたくさん使ったキノコ汁を食べて研修は終了です。
(黒姫事務局 福地)
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