6月末に実施した田んぼの生きもの観察授業に続いて、10月は生きもののために整備を続けてきたアファンの森で生きものを観察授業を実施しました。
観察場所は止水の池と流れがある水路。環境が違うこの2箇所で棲める生きものは違います。
まずは捕獲作業。3カ月ほど時間はあいていましたが、タモ網の使い方もちゃんと覚えていました。
それぞれの場所で捕れた生きものを良く観察して、観察ノートに記録します。
そして、最後に学校に戻ってまとめの授業。
田んぼで観察した生きものと、アファンの森で観察した生き物を比べてみると
「取れた生きものはアファンの森が多かった。
でも、田んぼや鳥居川でしか見られない生きものがいたよね。」
こんな話が出てきます。
がんばって生きもののためにアファンの森を整備してもアファンの森の中に田んぼは造れません。鳥居川のような大きな川も造れません。
みんなが田んぼをやめてしまったら?
川の環境が悪くなってしまったら?
そこにいた生きものが棲めなくなってしまいますね。
自分達でお米をつくった田んぼも身近にある鳥居川もとても大事な環境なのです。
田んぼとアファンの森の生きもの観察を通して自分達の身近にある自然環境の大切さを知ってもらう機会になったのではないでしょうか。
(黒姫事務局 大澤)
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