今回は秋の森の散策と、チップの道づくり作業。
朝は冷え込みましたが、雲一つない快晴に恵まれました。
チップは今年5月に国有林から馬搬で運び出した、スギの間伐材です。
家具に使えない材をチップにして散策道に敷くと、人が歩くことで地中の植物の根や種子、小さな生きもの達に与える負荷を軽減させることができます。
見た目以上に体を使うハードな作業なのですが、皆さんとても熱心に取り組んでくださいました。
チップの山は段々と少なくなり、散策道はふかふかに。下の写真の左が作業前、右が作業後です。
散策で出会うのは、クルミなどの木の実や、ひっつき虫と呼ばれる種子、キノコ、鳥達。
森の所々に少し早い紅葉や黄葉も見られました。
お昼ご飯は地元信濃町のお弁当と、ナメコやクリタケ、ヌメリスギタケモドキ、ムキタケ、ナラタケなど、森のキノコがごろごろ入ったお味噌汁。
お味噌は当財団を10年以上支援してくださっているひかり味噌株式会社様からいただいた、長野県産の大豆とお米、中央アルプスの天然水で造られた、粒味噌です。まろやかであたたかい味のキノコ汁になりました♪
翌日曜日も引き続きチップの道づくり。
この日は散策をせず1日作業をおこなったのですが、後半になると皆さん手慣れたものです。帰られてしまうのが惜しいと思うほど、期待以上のお仕事をしてくださいました。
チップの山を崩していると、中からアマガエルが出てくるハプニングも。
睡眠の邪魔をして申し訳ないですが、違う場所を探してもらいましょう。
お陰様でアファンの森に新しいチップの道が広がりました。
お日様で温まると、スギの良い香りが漂います。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!
(黒姫事務局 嶋本)
ツイート