3月7日、8日の2日間、アファンの森活動リーダー養成研修を実施しました。
普段は森の中で5センスプロジェクトなど子ども達との活動を行っています。その活動にリーダーとして参加してもらえる方々を養成する研修です。もちろん、アファンの森での活動に関わらず他でも活躍してくれる人達になっていただきたいと思います。
基本的なアウトドアスキル(火起こしやタープ、テント張りなど)の実習や自然観察、森の中での遊び方、活動中の安全管理などを行いました。野外活動をする上でアウトドアスキルも大事ですが、私達は子どもとの接し方、関わり方を大事にしています。
研修という名前の付いた今回の活動、硬い内容を想像していた方もいらっしゃいましたが、そもそも大人が楽しんでいなければ、子どもにその楽しさが伝えられないと思いませんか?
という事で、森を楽しむ事も大切に、参加者には体験、実践してもらい、そこから考えてもらい学ぶ機会としました。
森で昼食を食べる。そのために火をおこし、タープを張って拠点を作る。
雪の中での活動は、雪がない時期と比べると考えなければならないことがたくさんあります。火起こしの技術もタープの貼り方も、安全管理も冬場は上級編です。
自然の中にあるものを最大限に利用して、快適に過ごせるように工夫も必要です。
そして、何が安全で、危険なのかを判断する知識と能力。
協力して物事を進めるためのコミュニケーション能力。
全てが1回の研修で身に付くことではありませんが、それぞれ課題が見つかったのではないでしょうか。
今後は子ども達との活動を通して、子どもたちをはじめ、色んな人に正直に関われる大人になっていただきたいと思っています。
※この活動はコスモ石油エコカード基金の助成を受けて実施しました。
(黒姫事務局 大澤)