【ご報告】岡村製作所様 ACORN研修

普及交流

6月3日(水)、当財団のオフィシャルスポンサーである岡村製作所様が、社員研修として、アファンの森を訪れました。参加者は、木材製品の製品開発および販売担当者の計23名。
生物多様性とは何かを五感を使って体感していただきました。

150701_okamura1.jpg  150701_okamura2.jpg

岡村製作所様にはオフィシャルスポンサーの他、ACORN(生物多様性に向けたアクション)活動の一環として、アファンの森に隣接する国有林を間伐して馬搬により引き出したスギ材から、ホースロギングファニチャーという家具〔KURA〕〔trot table〕をつくるご支援もいただいております。
元々、スギの木は柔らかく家具には向かないと言われ、さらに、放置された人工林は木材として扱いづらく課題が多くありました。
その中、岡村製作所様のノウハウを駆使して実現させた、ホースロギングファニチャー。
間伐遅れの人工材のスギ材を使い商品化することで、森の健全化と林業の再生並びに馬搬という環境に配慮した搬出方法の意義を普及、啓発していくことを目的としています。

この思いの詰まったホースロギングファニチャーの生まれた場で、アファンの森が人間の愛情とともによみがえってきた過程やホースロギングファニチャーが生まれた背景について学んでいただき、実際に間伐作業を体験していただきました。また、昼食には地元の幸がたっぷり詰まったお弁当と採れたての山菜をてんぷらにして、味わっていただきました。

150701_okamura3.jpg  150701_okamura4.jpg

今回ご参加いただいた社員の方の感想です。
・「アファンの森を歩いてみて、実際に体験しないと分からないことがあることに気が付きました」
・「生物多様性という視点からのストーリーづくりが大切なことが分かりました。非常に良い経験になりました」
・「部署が異なるため、これまでホースロギングファニチャーの細かい話を聞く機会がなく仕事をしていました。今日の研修でそれが分かり、今後の仕事に幅が広がりそうです」
・「1本の材木をつくることの大切さや材の歴史も考慮した製品づくりの必要性を実感しました」

※オフィシャルスポンサー様には、アファンの森で各社様のご要望に沿ったオリジナルプログラムをご提供させていただいております。

(東京オフィス 西村)


カテゴリー
月別アーカイブ
サイト内検索
タグ