【財団の活動】ホタル舞う夜 会員見学会7月
普及交流7月11日(土)は会員見学会でした。
ホタルの舞う季節という事もあり、日中は森の見学、夜はナイトハイク(ホタル観察)という内容でした。夜の森に入れる数少ない機会でもあります。
夏の森は春に比べて花は少なくなりますが、タマガワホトトギスやメタカラコウなど夏の花を見ることができます。
そして、昆虫の季節です!
参加したこども達は目をキラキラさせて、たくさんの生きものたちを次々発見。
クワガタやトンボ、チョウ、バッタ、セミの幼虫、モリアオガエルのオタマジャクシなどなど。
もちろんホタルも。水路のそばの葉っぱの裏で、じっと暗くなるの待っているようでした。
夜は期待できそうな予感。
ナイトハイクは夜8:00スタートです。
夜の森をライトはつけずに歩き、森の中ほどで立ち止まって、しばらくじっとしていると微かに生きものの気配が。
夜の森は野生動物たちの時間。
「森は生きものの場所」だとあらためて感じます。
始めは恐る恐る歩いていた人も、目が慣れてくるとぼんやりと周りが見えてきます。
さらに、蛍の光が見えると、怖いから楽しいへ。
たくさんのホタルが舞っていました。
強く長く光るゲンジボタルと、弱い光でちかちかと点滅するヘイケボタルが入り混じり、
幻想的な風景を創りだしていました。
(黒姫事務局 福地)