『ウェールズ、いろとりどり』 その9 ~ワークキャンプ~
国際交流アファン森林公園で3月4~6日にかけて、ワークキャンプという催し物が行われました。
公園内のボランティア作業を泊まりがけで行うもので、
今回の作業はチョウチョや蛾の生息環境整備(5日)とマウンテンバイク用道路整備(6日)で、
私はチョウチョや蛾の生息環境整備の手伝いに参加しました。
参加者は国際色豊かで、メキシコ、オーストリア、ドイツ、ラトビア、イギリス。
私を入れればジャパンも、ということになりますが、この国籍の多様性はさすがイギリスという感じがしました。
(写真01)
4日の夜に皆が到着。
ビジターセンターで一晩過ごして、翌日の5日の朝にまずは公園長のリチャードさん(写真一番左)から皆さんにアファン森林公園についての話や、チョウチョと蛾が生息できる環境がこの公園になぜ必要なのかという解説がありました。
(写真02)
その後に公園レンジャーのニックさん(写真一番左)から道具の扱い方の説明。
現場に到着したら、さっそく作業開始。ヒースと呼ばれる草地を増やすため、木を切り倒したりや、低木の除去を行いました。
元は写真05のように細かい低木やカラマツがありましたが、
作業後は写真06のようにすっかりきれいに。
(写真07)
作業が終わってお昼ご飯。気持ちのよい日差しの中で、みな美味しそうに食事をする姿が印象的でした。
この後、私は別の用事のためカーディフという街へ出たのですが、そのお話はまた別の機会に。
(ヒヨ吉)
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ヒヨ吉さん
現在、東京で仕事をする傍ら、アファンの野鳥調査に携わっていただいています。
小学生の頃から野鳥を観察していて、野鳥歴(?)は20年以上。
ニコルの手がけた専門学校の卒業生でもあります。
これまで調査や環境教育などに参画しつつ、野鳥のイラストも描かれていて、
2000年からは英国に留学し、日本では学ぶ場がない「野生生物画」を学んで2003年に帰国。
日本でもイラスト提供や個展など開かれています。
ヒヨドリが大好きなので「ヒヨ吉」。
現在、日英で楽しめる「鳥の本」を製作するために、ウェールズのアファンの森へ出張中。