【財団の活動】エチオピアの視察団
国際交流エチオピアの世界自然遺産 シミエン国立公園から副公園長ほか視察団がアファンの森にいらっしゃいました。実はこの国立公園をつくり、初代公園長を務めたのが若き日のC.W.ニコルなのです。彼らにとってニコルはヒーローなのだそうです。
シミエン国立公園は今、地域住民の農地拡大などによる環境悪化の影響で危機遺産に登録されてしまっています。ニコルが公園長であった当時の公園には豊かな森が広がっていましたが、その森も大半が伐採されてしまったようです。
その状況を打開し、昔のような公園にするにはどうしたらいいか?
ニコルの撮りためた貴重な当時の写真を見ながら、会議ではたくさんの話し合いがなされました。
ニコルも当時の苦労話や現在の森林再生の経験を交えてたくさんのアドバイスをし、皆さん本当に真剣に耳を傾けていました。
午後は森をゆっくりと散策して森の再生・森づくりについて学んだ後、ニコルのつくったエチオピア料理でおもてなし。
初代公園長と過ごした1日で、視察団の皆さんはたくさんのものを持ち帰ったのではないでしょうか。
(黒姫事務局 福地)
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