【国際交流】ニコル エチオピアに行く ②
国際交流ニコルは45年前、現在のシミエン山岳国立公園の中のサンカバルというエリアに家を建てて暮らしていました。
そこを久しぶりに訪ねてみると、家はすっかりなくなっていました。エリトリア独立の内戦の時期に壊されたらしいです。でも、家の基礎や庭に咲いていたバラの木が今もそのまま残っていました。
もうひとつ。当時ニコルが作った泉が今も残り、湧き出すきれいな水が地元の人たちの生活の役に立っていました。
ニコルは「楽しい思い出の家は失われてしまったが、自然に戻ったからいい。泉も残っていてホッとしている。思い出は書き綴った記録に残っているからよかった。」と。
(黒姫事務局 福地)