【財団の活動】株式会社岡村製作所様 ACORNアファン1Day研修プログラム
お知らせ6月18日(水)、株式会社岡村製作所の社員の皆様にお越しいただき、「ACORN(エイコーン)」アファン1Day研修プログラムをおこないました。
岡村製作所様はオフィシャルスポンサーとしてご支援くださり、また馬搬により運び出した間伐材を活用したホースロギングファーニチャー“KURA”の取り組みなど、日本の森の再生を目指して共に活動していただいています。
今回の研修プログラムは、岡村製作所様がCSRとして取り組まれている生物多様性に向けたアクション「ACORN」の一環です。
アファンの森を肌で感じながら生物多様性や里山、木材利用への理解を深めていただき、「KURA」が生まれた背景や社会的意義についても考えていただく機会となりました。
まずアファンセンターでアファンの森の説明をおこなった後、早速森へ。
森の管理の話に、木々の話…賑わう生きもの達も出迎えます。
森の散策が終わる頃にはお昼時。
サウンドシェルターの前でお弁当と共に山菜の天ぷらを召し上がっていただきました。
午後は馬搬を実施した国有林で、スギの間伐作業体験です。
こうして木々を見上げると森がいつもと違うように見えていきます。
どの木を伐るか、どの方向に倒すか、枝のはり方はどうか…、特に混んでいる森での作業は技術を要します。
木と倒す方向が定まれば、ノコギリの刃を入れはじめます。
傾斜があるため、水平に刃を入れることも簡単ではありません。
少しずつ伐り進み、倒す方向を決めるうけ口が完成。
続いておい口を伐り、スギはゆっくりと倒れていきました。
なかなか難しく、狙った方向からは少しずれましたが、他の木にかかることなく間伐していただきました。
また、林床に横たえている枝などをまとめていただく作業もお手伝いいただきました。
作業後は、岡村製作所きづくりラボの佐々木様から家具材料としての木材についてレクチャーしていただきました。
社員の皆様は森をご自身のお仕事や生活に繋がる場として捉え、散策も作業も最後まで熱心に取り組んでくださいました。この場をお借りして感謝申し上げます。
岡村製作所様は今年も馬が運び出した間伐材に新たな命を吹きこめるよう、家具の製作を検討してくださっていますので、またブログでご紹介していきます。
(黒姫事務局 嶋本)