泥上げ作業

森の再生

すがすがしい天気になった今日は、弥生池の泥あげ作業を行いました。

昨年の11月、弥生池に溜まった底泥の状況を見てみようと水を抜き、多くのボランティアさんにご協力いただいてバケツリレーで泥あげをしてみました。いわゆるため池の「かいぼり」です。

とても手に負える量ではなく、人海戦術も厳しいことがわかったわけです。

 

それでも底泥を畑にすき込んでみようと、冬の間ずっと水を張らずに様子を見ていました。

同時に、どうやって泥をあげるか、水生生物の調査から岸の改修も提案いただいていたので、どう手を入れようかと話をしていました。

 

もちろんニコルにも相談するわけですが、ニコルのツルの一声があって試験的に移行帯を岸辺に造ってみよう、ということになり、今日作業をしました。 

 

実際の作業内容は…

・周辺のヤナギ類やハンノキ類を利用して杭を作る

・岸際から70cmほど中へ入ったところに、その杭を約50cm間隔で打ち込む

・カツラやクワ、ヤナギ類の枝を、杭に互い違いにかけていき、

・上から抑えて、編み込んだ壁を作ります

・岸との間にできた空間に、泥を入れていく

 

移行帯 作業1

移行帯 作業2

移行帯 作業3移行帯 作業4

 
移行帯 作業5

 

さらに…

この泥を畑に撒きましょうということで、ポリバケツにあげて軽トラで畑まで運びました。

 

松木の陣頭指揮の下、ニコルやのへら隊、財団のボランティアさんも加わって、賑やかな作業となりました。作業はスムーズに進んで午後の早い時間に終わり、

「なぁ~んだ、もう終わっちまったのか、おもしろうね~な~」とは松木の弁。

 

まずは実験的にとにかくやってみよう、という位置づけで

幅7mほどの移行帯がひと先ず形になりました。

 

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

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