【財団の活動】雪起こし

森の再生

雪が溶けて見えなくなると、森での作業が本格スタートします。

 

倒れたスギアファンの森をひと回りすると、

倒木があったり、太い枝が折れて落ちていたり、折れかかってぶら下がっている枝、…。

今年は、スギの木が一本倒れていました。

 

雪や風の影響の大きさを目の当たりにするわけです。

 

 

 

 

折れるまではいってないものの、雪の重みでつぶされて幹ごと傾いていしまっている若い木もあります。根元がずいぶん曲がってしまっているわけです。

その木々をロープなどで引き揚げる作業が「雪起こし」です。

 

傾いてしまっているスギの若木(撮影:池田恭久)

傾いているスギの若木です。

こんなふうに傾いて、雪がとけても自分の力で戻ることができません。

 

これを人の手で引き起こし、雪でつぶされる前の状態へ戻すのが「雪起こし」作業です。

 

 

ロープをかける(撮影:池田恭久)     
引き起こしたところに支え木をかます(撮影:池田恭久)     
固定して作業終了(撮影:池田恭久)

 ロープをかけて引っ張り、          支え木をかませて     固定する。

 

この作業を傾いている木一本づつ行います。

 

作業をお手伝いいただいているのは「のへら隊」の皆さん。

毎年来ていただいて、松木と共に森の作業を楽しく進めていただいています。

※ 「のへらのへらしやがって」(=ろくに仕事をせずボケーとのんびりしている様)という松木の発言から、いつの間にか「のへら隊」になったのですが、私より古くからアファンの森の作業に関わり続けていただいていて、松木も一目置いているみなさんなのです。

 

他にも植樹したり、片付けをしたり、

アファンの森のGWは、森での作業が本格始動する時期です。

 

(事務局 河西  写真協力 池田恭久)

 


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