【財団の活動】未整備トラスト地の手入れ
森の再生
5月後半から南エリア(未整備のトラスト地)での手入れが始まりました。
昨年一年かけて動植物の基礎調査をおこなっていた場所です。
広さは12ヘクタール。
これまで25年にわたり手を入れてきたエリアがほぼ18ヘクタールですが
森に入った感覚では、なぜかこちらの方が広く感じられます。
今日は森番の松木さんが、生い茂った低灌木
(ほとんどアブラチャン)と木に絡みついたフジヅルを
刈り払い機で刈り取る作業をしています。
写真を撮影した場所はこのエリアのほぼ中央部。
コナラやミズナラにはフジヅルが絡みつき
成長できずに枯れています。
刈ったアブラチャン(樹種名)は時間とともに
分解され土に還ります。
これからどんなふうに変わっていくのか。
希望が湧いてくる場所の一つです。
(事務局 堤)