【財団の活動】ブナの植樹
森の再生6月9日、フェリシモの会員の方々に手伝っていただき植樹が行われました。
天候が危ぶまれていましたが、晴れ間も見える天気になりました。
植樹エリアはトラストの取得地、通称、南エリアです。
藪刈りを行ったこの南エリアにブナの木を植えていただきました。
松木の手ほどきを受けた後、早速、1人1つスコップを持って作業に取り掛かって貰いました。
ただ穴を掘るのも根や石が邪魔をして、意外と大変な作業です。地道に石をどけ、根を切りながら穴を掘って、1本1本丁寧にブナの稚樹を植えて行きます。
終わりの間際には雨が降り出し、一時、木の下で雨宿り。
中断もありましたが、時間が許す限り多くのブナを植えていただきました。
今回植えていただいた本数は約200本。
1人で植えるとなれば、200箇所もの穴を掘り埋める作業を続けているようなものです。
そんな作業も1人よりも2人、2人よりも3人と多い程助かります。今回20名程の方々にお手伝いいただいたので、1人当たり約10本の植樹。
これだったら何とかなりそうと思いませんか。
多くの方に御協力いただき、とても助かっています。ありがとうございました。
昼食後は今まで整備を続けてきた北エリアの森の散策を楽しみました。
若い黄緑色の葉からの木漏れ日はとても綺麗で、この時期だけのもの。
みなさん、十分に森を感じてもらえたのではないでしょうか。
気にしていた天気は、散策の終了と同時に急変。
本降りの雨となり、アファンの森の余韻に浸る間もなく解散となってしまい、最後だけちょっと残念でしたが、自分たちで植樹した場所が将来どうなっていくのか、この北エリアを通して想像してもらえたのではないでしょうか。
(黒姫事務局 大澤)
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