【財団の活動】森の作業
森の再生アファンの森の夏の管理作業と言えばほぼ下草刈りです。
通常下草刈りと言うと林床の草を片端から刈ってしまいますが、生物多様性豊かな森づくりをしているアファンの森では将来森を構成するであろう樹の実生や希少な植物など残すべきものは残しながら刈っていきます。豊富な知識と瞬間の判断力を必要とする作業なのです。
秋になって下草刈りはそろそろひと段落といったところでしょうか。しかし、雪が降ると何もできなくなってしまうので、それまでにまだまだたくさんの作業が待っています。
今日の作業は国有林で間伐したスギを使った森のベンチづくりです。
この丸太ベンチは森の中で人が集まる場所に置いてあります。アファンの森に来たことがあれば座った記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
出来たてのベンチはまだ若々しい色をしていますね。
何年も使い続けている奥のベンチのように、味わいのある色になっていくのでしょうか。
(黒姫事務局 福地)
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