【財団の活動】間伐材の有効活用 森に新しい薪小屋を!

森の再生

DSC_0015 (848x1280).jpg12月上旬まで長野県の林務課から、移動式簡易製材機を借りていました。
ハスクバーナー製のこの機械、バンドソーという刃で製材する中々の優れものです。

そもそも製材機を何に使うのかというと、春に国有林で間伐した杉のうち、チップにするには太すぎるし、材として引き取ってもらうには材質が悪く、使えないものが結構残っていました。

なにか有効利用はできないかということで、製材して小屋を建ててみることに。
ティピの裏にある通称「薪小屋」が、もう限界が来ているのでそれに代わるものを建てようと。

自分で製材をしてみると、ちょっと曲がっているだけで使えない部分がたくさん出るのが良くわかります。

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DSC_0007 (1280x848).jpg木の上部(末口)と根元の太さ(元口)の違いが大きくても同じです。
このような材は、森の手入れ不足が非常に関係しています。

森はすでに雪に包まれてしまったので、作業はしばらくお休み。
屋根がかかるのは来春になりそうです。

さてさて、どんな小屋が完成するか、アファンに来た時のお楽しみです。

(黒姫事務局 石井)


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