アファン”心の森”プロジェクト 2007年5月
心の再生
盲学校に通う子ども達を対象に、5月26?27日の一泊二日で行なわれました。
2日間とも好天に恵まれ、新緑眩しいアファンの森で5組の親子がゆったりとした森の時間にいだかれました。
今回は、夕方から夜にかけてずっと森で過ごしました。
ホテルに到着し昼食をとった後、「あとはお風呂に入って寝るだけ」という準備をして、いざアファンの森へ。子ども達は母と別れパートナーと共に森を感じ、夕飯の食材にする山菜を採り、自分達で雑炊を作り食べました。
お母さん方にも癒しの森プログラムを実施。母という役割はひとまず置いておいて、自分に目を向ける時間に。夕食では山菜の天ぷらを作っていただきました。
だんだんと暗くなる森で、ひとつ焚き火の炎が見えると自然と周りに集まります。森の音に耳を傾け、炎の燃える音に耳を傾け、ケーナや縦笛も登場した、ゆったりとした森の時間にゆだねて過ごしました。
2日目もそれぞれのペースで森を味わい、ニコルと出会いました。
お別れセレモニーでは「ブランコが楽しかった」「天ぷらがおいしかった」「ゆったりとした時間が過ごせた」など、ひとりひとりがこの2日間を分かち合い、握手やハグでお別れをしました。
「森は受容そのもの」だと感じます。どんなことも、どんな状態でも受け入れてくれます。同時に、自分から意識や行動を向けなければ何も起こらない(気づかない)とも思います。
豊かな「アファンの森」と「その森を楽しめる人」がセットになって初めて、子ども達は可能性を、お母さん方はゆとりを手にして日常へ帰っていくのだ、と改めて感じた2日間でした。
あるお母さんは「久し振りに、自分自身のことに目を向けた」とおっしゃっていました。
協働 日本アムウェイ株式会社 One by Oneこども基金
協力 株式会社 インテージ