アファン”心の森”プロジェクト 2007年9月

心の再生


 栃木、埼玉、神奈川の5つの児童養護施設から20人の子ども達を招待しての心の森が9月15?17日の2泊3日で行なわれました。
 今回は素直で感性が高く、打てば響くような子ども達で、アファンの森とスタッフに包まれて浄化して帰園したように感じました。

 先月同様、初日は夜まで森にいました。グループそれぞれに森で遊び、夕食を食べた後、全員で火を囲みオカリナの音色やジョンさんの話に耳を傾けながら思い思いに夜の森を過ごしました。暗い夜の森をゆっくり散策すると、地面そばにはまだホタルの仲間が光を放っていました。

 毎回、2日目の午後のツリークライミングで一気に開放するのですが、今回はその前にすでに開いて素直な状態であるように感じました。子ども同士が声を掛け合い、それぞれに楽しんでいることが伺えます。ツリークライミングでも、スタッフの声が子ども達によく届いていることが印象的で、登っている姿を安心して見守ることができました。

 アートセラピーでは、ほとんどの人が自分の描いた絵を周りの人にしっかり見せていました。明るさ、やさしさ、エネルギーの高さが感じられる絵が多く、森で過ごす最後の時間は楽しい雰囲気でした。
 夏空の下、約30分の道のりをのんびり川まで歩き、川遊びではじけ、川原でトウモロコシやトマト、ナシをほおばる姿は皆子どもらしく写りました。振り返りでは「楽しかった」「いろんな人と話ができてよかった」「心配だったけど、友達がたくさんできた」「このような活動があることを他の職員にも知らせたいと思った(職員)」などの声が聞け、3日間が充実した時間であったことが伺えました。

協働 : 日本アムウェイ株式会社 One by One こども基金
協力 : 株式会社インテージ

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