アファン”心の森”プロジェクト 2007年10月

心の再生

 千葉、愛知、神奈川、長野の盲学校に通う子ども達8人と親御さん4人を招いての心の森プロジェクトが、10月27?28日の一泊二日で行なわれました。 初日は一日中雨に降られてしまいました。アファンの森に到着してから夜までずっと森の中にいる計画を立てていましたが、夕食はホテルでとることにし、それまでは雨の森を楽しむことにしました。

 

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077.jpgバスがアファンの森に到着し、雨具と長靴を準備して入場。ティピーの中でみんなとお昼ご飯を食べ、パートナーと共に森へ出かけます。とにかくいろんなところへ出かけてみようというペアもあれば、いろいろな生き物を触りながらのんびり散策、ノコギリで薪づくり、などさまざまです。半数が初参加で最初は緊張していましたが、徐々に緊張もほぐれヤマブドウの蔓のブランコからは大きな笑い声が森に響いていました。共に歩きながら日常の話をしたり、笑い合ったり、いろんなシーンが雨の森でも見ることができました。親御さんも、子供と離れしっとりとした雨のアファンの森を堪能していました。
 夜はホテルへ戻り、自分達で作ったクリームシチューを食べた後、音楽会に。ピアノの演奏会やスライドホイッスルで全員がアンサンブル。特に、駅のホームで流れる音楽を完全にコピーして披露してくれたのには驚きました。

 2日目は台風も去り良い天気に。日の出の時間に合わせて早朝に散歩に出かけ、朝食後に再びアファンの森へ。深呼吸をして森の空気を体に入れたら出発です。木登り、ブランコ、ノコギリで立木を伐採、きのこ狩り(顔ぐらいあるシイタケを獲った子もいました)などを時にはパートナーと2人で、時には他のペアとまとまって楽しんでいました。

DSC00082.jpg115.jpg ティピー裏にあるネジキに登りたいと、一人で(全盲でしたが本当に一人で)がんばり続け、ついに登れたその男らしい顔や、「私も登る!」と本当に登ってしまった女の子の笑顔、ニコルさんにいろいろ質問している真剣な顔、どこかスッキリしたように感じる顔、など今回もいろんな表情に出会えました。
 アファンの森も2日間で全く違う表情を見せ、その懐の深さを改めて実感する機会にもなりました。「雨の森も楽しい」ことを改めて子ども達から教わったような気がします。結局、子ども達を迎えている私たちも元気をもらって、豊かな気持ちになっています。楽しい2日間でした。

協働 日本アムウェイ株式会社 One by Oneこども基金
協力 株式会社 インテージ



 

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