アファン”心の森”プロジェクト 2008年3月
心の再生今年初めての”心の森”が、3月31日?4月2日の2泊3日で行なわれました。
東京、神奈川の児童養護施設4施設から小学校高学年の子ども達14人が参加し、事故無く無事に終了しました。3日間体力的にはとてもハードな雪の森での活動でしたが、子ども達は楽しみながらとても頑張り、無邪気に開放(解放)した3日間となりました。
気候変動の影響でしょうか、今年も雪が少なめのアファンの森からスタートしました。それでも斜面に残っている雪で「尻ソリ」を楽しむ声や、小雪降る中ブランコに揺られて楽しんでる姿が見られます。サウンドシェルターに一度集まりニコルさんと出会って、その後も日が落ちるまでアファンの森で遊んだあとは、ホテルでチャパティを焼きした。こうして、共に過ごすスタッフと仲良くなり、森で遊ぶことに慣れる初日を過ごしました。
2日目はXC(クロスカントリー)スキーに挑戦します。しかし、朝から吹雪で予定していた場所へいけず、別の場所で実施です。時々強く吹く風の中でもXCスキーに慣れてもらいました。運動が好きでない子も良く取り組んでくれたと思います。午後は、雪遊びの時間にしました。XCスキーをもっと練習するチームと、ソリなど雪遊びチームに別れて活動です。数十メートルのソリのロングコースや、人が立てるぐらいのかまくらを作ったり、XCスキーではより難しい林間コースを行きつつ、動物の足跡などの観察もし
ました。
さらに、夕食後アファンの森へフクロウの声を聴きに出かけました。ちょうど繁殖しているフクロウの声が聞こえ、昼間とは違った夜の雪の森を味わいました。
3日目の最終日は、昨日とは打って変わっての晴天です。皆でXCスキーを履き、山の奥にある大木の森を目指してツーリングしました。初日、2日目とかなり体力を消耗しているにもかかわらず、それぞれのペースで歩みを進めていました。
黒姫山や妙高山を遠くに眺めながらお弁当を食べ、それぞれの園に帰っていきました。
前回様々なことが起こります。今回は突然の参加者減、悪天候、そして色んな子ども達、新たな試み…。その時その時でスタッフはできる精一杯のことをして、子供たちの心の成長に貢献してくれています。もちろん様々な課題はありますが、正面から子どもと大人が関わっている時間だと改めて感じます。参加した子ども達、付き添いの職員の方々、スタッフの皆様、その他関係者全員に感謝です。
協働 日本アムウェイ株式会社 One by Oneこども基金
協力 株式会社インテージ