アファン”心の森”プロジェクト 2008年8月

心の再生

 千葉、埼玉、神奈川、東京の6つの児童養護施設から19人の子ども達を招待しての心の森が8月6~8日の2泊3日で行なわれました。
 今回は全体が大きな家族のような雰囲気で、素直で暖かく、それぞれがよく遊んでいろんな人と関わった3日間に感じました。。

 電車で黒姫駅まで到着し、バスでアファンの森へ。まずは、アファンの森といろんな人と出会う初日は、ニコル&松木の出迎えでアファンに入場することから始まりました。森の中で印象に残ったことを絵にしたり、自己紹介、グループ分けして、グループごとにアファンの森へ出かけます。
 グループそれぞれに森で遊び、そのまま日が暮れて暗くなるアファンの森で時間を過ごしました。自分たちで夕食を準備し食べた後、全員で火を囲みオカリナの音色に耳を傾けつつ今日を振り返ります。暗い夜の森をゆっくり散策すると、地面そばにはまだホタルの仲間が光を放っていました。

 あけて2日目。子ども達の本来の様子が出てくるのが2日目です。思い思いに森の興味を惹かれるものに没頭することもあれば、大人に甘える子、助け合うことを発揮してこれまでグループにまとまりがなかったのが、まとまりが出てきたり…。全身ずぶぬれになるほど遊びながら、関わりが重要に思える時間です。
 ツリークライミングは代表のジョンさんの話から始まります。聴いている子ども達の姿は真剣そのもの。一方、ギアをつけて登っている姿はむじゃきでエネルギーが放たれている感じがします。このメリハリの大きさは誠実さと素直さを感じます。

 最終日、アートセラピーでは、みんなが書いた絵を見て感じたことがたくさん表現されていました。子ども達の表現には心に響くものも多く、感性の豊かさを感じます。
 夏空の下、約30分の道のりをのんびり川まで歩き、川では追い込み漁をしたり、大人も子供も関係なく笑い合っているシーンは大家族の夏休みを思わせるシーンでした。振り返りでは「楽しかった」「嬉しかった」「参加をやめようと思ってたけど来てよかった」「友達ができた」などの声が聞け、涙をいっぱいためている人もいました。

協働 : 日本アムウェイ株式会社 One by One こども基金
協力 : 株式会社インテージ

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