アファン”心の森”プロジェクト 2009年3月

心の再生

2009年初めての”心の森”が、3月30日~4月1日の2泊3日で行なわれました。

東京、神奈川、茨城の5つの児童養護施設から小学生22人が参加してくれました。3日間とも天候に恵まれ、充実した楽しい時間を過ごすことができました。

数日前に雪が降ったおかげで、かろうじて雪のアファンの森からスタートができました。(アファンの森が始まり6年目を迎えていますが、年々雪が減っています。特に今年は少なかったですね。)

ホテルで着替えて準備をした子ども達は、ニコル&松木の2人の「アファンの森の主(ぬし)」にで迎えられて、アファンの森に入場します。4つのグループに分かれて、森の奥へ。「尻そり」「雪だるま」「かまくら」「ブランコ」など、楽しみながらまずは森や一緒に楽しむ人たちと仲良くなっていきます。

今回はそのまま夕食をアファンの森で食べることにしました。

ニコルは大きな焚火(火柱が高く上がるものではありません。暖の取れる面積の広い焚き火)を整え、その周りでグループごとに火を焚き、串に刺した五平餅やつくねなどを焼きつつ、トン汁をほおばりました。

気温は2℃前後でしたが、夜の森も少し散策し、よく見える星を眺めホテルに戻りました。

 

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明けて2日目。
XC(クロスカントリー)スキーに挑戦です。

大人でも最初は苦労するXCスキーですが、子供たちの上達の早いこと。
普通のスキーと違って滑る降りるのは難しいのですが、ゲレンデの斜面を平気で滑り降りていました。雪質がよかったおかげですね。苦労している子もいましたが、上達した実感が得られたようで、楽しそうでした。

午後はそのままXCスキーで森の中に出かけるグループと、ソリなど雪遊びグループに分かれて活動です。

これまで学園の職員は、子ども達とは離れて大人だけの時間を過ごしていただいて追いましたが、午後からは合流して共に時間を過ごしました。

長~いソリのコースを作り、大人も子供も歓声を上げながら滑ったり、もくもくとかまくら作りをしたり。XCスキーのグループは、夏は遊歩道である場所の散策や雪合戦などをして楽しみました。

一日中雪の上でヘトヘト(特に大人が)になるまで活動した顔は、よく焼けました。

最終日の3日目は、戸隠奥社の森へXCスキーツアーです。

雪が積もっているからこそ出会える「森の主」に、みんなで会いに出かけました。
戸隠も積雪量は1/3でしたが、途中でリスが顔を見せてくれ、嬉しい体験もできました。

 

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お蕎麦屋さんで昼食を食べ、3日間の振りかえりをして、子ども達はそれぞれの学園に帰って行きました。

参加してくれた子ども達は皆素直で、それぞれの個性や新たな可能性が感じられた3日間でした。運営しているスタッフ側が与えられることが多くありました。 
参加した子ども達が、自分の人生を勝っていくことを望むばかりです。
 
 
協働 日本アムウェイ株式会社 One by Oneこども基金
協力 株式会社インテージ

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