【財団の活動】新入社員研修
心の再生今日は朝から雨風とも強く、荒れた天気のアファンの森です。
今日も、少しさかのぼって活動のご報告です。
5月22日(土)、プロジェクト・パートナーとしてご支援いただいているディーエヌエーさんの新入社員の皆様を迎えて新人研修を行いました。
今年4月に入社したばかりの新入社員の方13名が、アファンの森を味わっていかれました。
・自社の社会貢献活動の現場であるアファンの森のことを肌身で感じ、
・「コミュニケーション」について改めて目を向けて、
・自分自身の今の様子を知る
そんな機会でした。
今年で3回目になりますが、いつも感じるのは皆さん明るく、反応が良い、ということ。
こちらの問いかけにもたくさん反応してくれるので、楽しい時間になります。
今年は特に森での体験が響いた感じがしました。
ヘルメットに軍手、腰にはノコギリ、手にカマを持って、松木の指導のもとヤブ刈り作業に挑みます。
作業に慣れてくると、それぞれの個性が見えてきます。
大物に取り掛かる人、大胆な人、丁寧な人、声を出しながら作業を進める人、黙々と取り組む人、松木との関わりを楽しむ人、…
人事担当者は目が光るところです。
ヤブ刈り作業でデトックスしていただいた後は、癒しの森のお弁当をほおばり、散策に出かけます。
反応が良いので松木のトークにも拍車がかかります。
ジムグリに出会った時には大騒ぎでした。
タラの芽など森の恵みを採りながら、松木と話をしながら、時には一息つきながら、アファンの森を感じていただきました。
森を感じる感覚を。今度は自分に向けていただく番です。
心の森プロジェクトでも実施しているアートセラピーを行いました。
「”コミュニケーション”てなんだろう」という問いかけから始まり、セラピストの考えがどんどん示されていきます。
一緒にその場にいた私には、五月病まっただ中と言っても過言ではない皆さんですが、しっかり届いている感じがしました。
ペアを組んで、お互いに感じることを伝え合うなどの時間をとって、絵を描き始めます。
描いた絵は、周りの人に見せて、見ている周りの人は感じたことを描いた人に伝える時間もしっかりとりました。
ある人は苦笑い、ある人は神妙な顔、ある人は守りに入り、ある人は素直に受け止め、…。
お互いが真剣に、明るく、フランクに関心を寄せあう時間は心地よいものでした。
アートセラピーの時間を終えて、山菜の天ぷらを味わいながらも、何人かの方がアートセラピーのこと、コミュニケーションのことについてスタッフに問いかけていただきました。
ある方からは、組織にとってとても大事なことだと感じる、と伝わってきたり、
ある方からは、癒された、と分かち合っていただいたり。
今日一日の内容が有意義であったことが感じられて、ほっとしました。
参加いただいた新入社員の皆さんの今後の活躍をお祈り申し上げます。
(事務局 河西)