【財団の活動】5センス8月 東松島市の子どもたち、ご家族をアファンの森へ
心の再生震災復興プロジェクトの一環として、被災地の方々を森に招く活動を続けています。
この8月、9月と東松島市の小学生、家族を招待してアファンの森で「5センスプロジェクト」を実施しました。
震災以降2年半がたち、復興が進む中、それぞれの取り巻く環境も日々変化しています。7月に実施した東松島でのキャンプの中で見えてきたこともあり、今後、東松島市の活動をどのように位置づけ、進めて行くか今後に繋げる8月、9月の活動となりました。
まずは8月の活動の様子をご紹介します。
東松島市からはるばるバスで移動する事6時間。毎度のことながら移動は大変ですが、バスから降りた子どもたちはみんな元気です。
森の中へと足を進めると、さっそく色々なものが目に付きます。秋に近付きつつある森には恵みがたくさん。
オープニングを済ませるとグループに分かれて森へ。森を知る1日目です。
初日は日中の活動時間が少ない分、夜までたっぷりと過ごし、夕食は森の中でのすいとん。みんなでコネコネしながら仕上げを手伝ってもらいます。指先を使ってこね、色々な形を作れるすいとんは絵と一緒で表現する事につながりますし想像力も養われると思っています。
そして夕食の後はナイトハイクへ。
実は一番盛り上がっていたのは大人グループだったのは秘密です。。。
2日目
天気は大荒れ。。。
強い雨が朝から降り続きプログラムは大幅な変更を余儀なくされました。
しかし、雨なら雨で森を楽しんでしまおう!多少の事なら森が何とかしてくれるはず、とカッパを着込んでいざ森へ。
雨宿りもしながら、陶芸したり、箸づくりや笛づくりの工作をしたりと雨だからなのか集中した時間が過ぎて行きました。そうかと言ってずっと屋根のある場所にいるのではなく、雨を感じながら探しながら歩いたのはミズ、クワ、ヤマブドウ…などなど山菜の数々。
そして、お昼には山菜の天ぷらに。
春がイメージされる山菜ですが、8月もまだまだ行けますね。
雨の中でも十分に森が楽しめると改めて感じた1日でした。
3日目
天気も回復。2日目の不完全燃焼だった分を取り返そうと、木登り、ブランコ、・・・と森の中で体全部を使って遊びました。
体を動かすのはやっぱり楽しい!
バスの出発もあり午前中だけの森の活動でしたが、存分に楽しめたと思います。
今度は東松島の復興の森で会おうと約束して、スタッフも見送るなかバスは東松島へと帰っていきました。
アファンの森で感じた事を東松島に帰っても忘れずに、そして東松島の森もアファンの森のようにと、子供たちの心に刻まれたなら、東松島「復興の森」は素晴らしい森になると思います。
(黒姫事務局 大澤)
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