東松島の子ども達をアファンの森に

心の再生

東日本大震災の復興支援の一環として、被災地の方々をアファンの森に招く活動も今年で4年目を迎えました。

今回は東松島の小学生とそのご家族をお招きし、5センスプロジェクトを実施しました。

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東松島からバスに揺られて到着した黒姫は30℃を超える真夏日。

まずはアファンの森の空気を肺いっぱい取り込んでアファンの森で過ごす3日間が始まりました。

初日は森に慣れる日。
アファンの森ってどんなところなんだろうと、イメージを膨らませ森の中でできる楽しいことを見つけながら、夜まで森の中で過ごしました。森で夕食をとりながら、あたりが夕闇に包まれる雰囲気を楽しみした。

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そしてこの日は新月。いつもより暗い森にホタルが舞って、より一層きれいに感じました。

 

 

2日目は森と川で過ごすアクティブな日。
アファンの森は28年整備を続けた結果、今のように安心して子ども達を招いて活動できるまでになりました。そこで、子ども達にも整備作業をお手伝いしてもらいました。1人1人出来ることを少しずつやるだけでも大きな力になります。30分足らずの作業で森はきれいになりました。

東松島の森も同じように整備を続けていくことで、アファンの森のようななることを子ども達にも感じてもらえたと思います。

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川遊びは、子どもたちにとって最大の楽しみの一つ。
川を目の前に入りたくてそわそわしていましたが、その前にまずはおドラム缶風呂の準備を。
電気や水道が止まったとしても、火がおこせて、水があったら、お風呂に入れてしまう。
この体験はいざという時にどこかで役に立つのでは・・・?
というのが、私達大人の思いです。

子どもたちがそんな思いに気付いたかどうかは分かりませんが・・・

そんなことよりも、このドラム缶風呂とても気持ちがいいのです!子どもも大人も川で冷えた体を温めてホッとします。

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最後の日は森でひと遊びしたら、あっという間に帰りの時間。

3日間もあっという間でした。
森で楽しく過ごした思い出が、家に戻っても・・・大人になっても原体験として心に残ったのなら、その人たちのまわりの森はきっと良くなっていくはずです。バスで6時間以上かけてやってきたアファンの森でなくても、ふるさと東松島の森も、生きものにとっても、人にとっても気持ちのいい森になるはずです。

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今度は東松島の森で会いましょう!

 

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主催:一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団

協賛:一般財団法人イオンワンパーセントクラブ

 

(黒姫事務局 大澤)

 

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