【財団の活動】5センスプロジェクト 5月 長野養護学校の子ども達

心の再生

5月6日、地元長野県内の養護学校に通う小中学生3人とそのご家族を招いてアファン“5センス”プロジェクトを実施しました。障害を持つがゆえに、行動が制限されてしまう子どもたちに、森の中で普段は感じられないたくさんの刺激を感じてもらい、成長していただきたいと思っています。

招いたのは、一昨年、昨年と参加してくれたリピーターのご家族たちです。複数回目の参加という事もありそれぞれが森での楽しみ方を知っており、三者三様の過ごし方をしていました。じっと座って木の枝の感触を確かめたり、とにかく興味がある事を見つけて森中を動き回ったり、ハンモックやブランコで揺られたり、楽しい事だけでなく苦手な虫に少し近付いたりと、五感をすべて使い全身で春のアファンの森を味わっていました。

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味わうといえば、この時期は山菜シーズン。子ども達をスタッフに任せた親御さんたちは子どもの事を忘れて山菜採りに夢中になり、沢山の山菜をとってくれました。もちろん採った山菜はお昼ごはんに。みんなで合流して天ぷらをおかずにご飯を食べました。

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午後からは親御さんたちは、森の中でのんびりお昼寝。日頃のストレスを発散させて体と心に癒しのひとときを提供しました。親御さんからは、「あっという間だったけど、とてもリフレッシュできた。」「次の機会もまた参加したい」と、うれしい言葉をいただきました。

われわれスタッフも、回を増す毎に子ども達の成長を見ることができて、続けることの大切さをとても感じています。これだけたくさんの活動ができるのも、豊かなアファンの森が持つ力だと感じており、豊かな森の可能性を引き出してくれているこの取り組みを続けて参りたいと思っておりますので、引き続き皆様のあたたかなご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

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この活動はコスモ石油エコカード基金の助成を受けて実施しています。

 

 
 
 
 
 
 
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