信州信濃町「癒しの森・医師のいる森で」

事務局日記

 ここ信濃町では「癒しの森」事業が行なわれています。
『豊かな自然環境を守り、住民の皆さんだけでなく観光や保養に訪れる方にも癒しを実感していただく、全国に類をみない保養型観光地を目指して、「癒しのまちづくり」を進めています。』(HPより)
 ヨーロッパでは体調を悪くすると、森へ出かける習慣がごく日常的にあります。ドイツのクナイプ療法などは代表的ですね。多く聞かれるようになった「森林療法」を日本でも、という動きです。全国でも先駆的なのです。林野庁の進める「森林セラピー」制度がありますがそれよりも先に動き出しています。多くの方が訪れ、心身ともに良い状態になり日常へ戻っています。

 この事業を医療面から支えていただいてる本間先生(日本アロマセラピー学会理事)の「アロマオイル」についての勉強会がありました。医学的な講義ではなく「日常の中で上手に使いましょう、でもこんなところには要注意」という生活の中で取り入れることをイメージできる内容でためになりました。ちゃんと知らないと危険であることや、ティートリーはアボリジニが日常で使っていて、いろんな場面でうまく使うといいことがいっぱいある、など。

 「人間が人間になってからの500万年の間、人間が生活してきたのは自然環境でした。(中略)人間の生理機能は、脳も、神経系も、筋肉も、肺も、消化器も、肝臓も、感覚系も、すべてが自然環境のもとで進化し、自然環境用につくられています。全く不自然な都市での生活は人間の資質にさまざまな影響を及ぼすことが想像されます。」(「おはなし生活科学」佐藤方彦.日本規格協会.1994)

 つづく (か)

 信濃町「癒しの森」事業HP
 日本アロマセラピー学会HP
 森林セラピーポータル

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